社会人になって三ヶ月経って思うこと
お久しぶりです―。
なんやかんやで社会人になって約3か月が経ちました。
土日はこれまでと変わらず現場行ったり、DVD見たりっていう感じのインドアな生活なのですが、それなりに変わったこともあるわけで。
書かないとすぐ忘れちゃうので、今日は最近感じていることとかをざっと残しておこうかなぁと思います。
◎社会人になってみて
入社する前は頭の回転とか、難しい資格とか、仕事できそうな感じがするスキルをいち早く身に着けることが重要だと思っていました。
もちろんあるに越したことはないし、やっぱり同じ新人でも、頭が良くて努力家の同期は同じようなことをしても頭一つ抜けていきますし、それが評価にもつながっていくんだろうと感じます。
が、私のような超凡人の場合、たかだか数か月働いただけでいきなり頭がよくなるわけではないし、いきなり仕事ができるようになるわけもありません。
じゃあ、平凡な新人がそこそこ無難に生きていくためになにが必要なのかと思うと、なんだかんだ周囲とのコミュニケーションじゃないかと。
というのも、新人が一人でできることなんて限られているわけで、結局は分からないことやできないことを先輩たちに聞きながら、頼りながら進めていくしかないんですよね。
そうなってくると、周りの先輩たちと良い関係を作ったり、○○がわからないときは○○さんに聞く!と誰がどんな情報を知っているのかを把握したり、そもそも質問する時や頼る時の言葉選びだったり、タイミング。そういう広義のコミュニケーションがうまくできないと苦しくなります。
似たような話になりますが、社会人になって一番変わったのは「頼る」ってことに対する考え方だったりします。
大学生までだと、(相当な勘違いだとしても)ある程度自分でどうにか解決できた問題がほとんどだったなぁと思います。
そういうこともあって、入社したての頃は、自分でどうにかできなくて人に頼ることが恥ずかしかったり、遠慮があったり、そういう要らないプライドのようなものがありました。
学生時代のように自分で解決できる問題ならともかく、新人が自分だけでどうにかできることなんてほとんどありません。ちっちゃいプライドのせいで、ぎりぎりになって出来ません!って言うよりも、その都度きちんと助けを求める&気持ちよく助けてあげたくなる人になるほうがよっぽどマシです。
なので、大事なのは「頼る」こととコミュニケーション。
ついでに言えば、学生の頃からうまく頼るクセをつけていると有利だと思います。いま振り返ると、不必要なプライドとか遠慮でチャンスを逃していることがあったなぁと思います。
もしも過去に戻れるなら、自分でどうにか、という考え方を変えてみたいかな。そうしたらまた面白いことがあったのかもしれないなと感じます。
社会人になって三ヶ月。右も左もわからない中、回りまわっていきつく先はやはり人間関係というのは、私にとってはかなり意外な発見でした。残念なことに小学校~大学まで、こっちは好きでも先輩からはあんまり可愛がってもらえないようなキャラクターだったんですが笑、せめて職場では少しでもいい関係を作っていけたらと思います。
◎社会人になって買った良かったもの等
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一日中パンプス+長時間履いている+思いがけず靴を脱ぐ機会が多い(昼食・夕食問わず)という状況のため、夏になる前に靴のケアグッズはそろえておこうと決めました。
白い粉を靴に振るという若干あやしい防臭グッズなんですが、効果はてきめんです。
買う前にいくつか他の方の感想なんかも見たんですが、すでにニオイがついてしまっている靴にはあまり効果がないみたいです。
ある程度おろしたての頃に使うのがよさそう。
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ちなみに靴のサイズが大きいこともあり、靴はマルイのラクチンきれいシリーズが多いです。一日履いてもあんまり疲れないですし。
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各所で支持を集めていますが、ボールペンはこればっかり買ってます。
コンビニとかでも結構売ってます。
さらさらとひっかかりがない書き心地なので、走り書きにも向いています。これで書くと字が少しうまくなった気がするのでおすすめ。
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マンガ版が出たこともあるのかかなり前から話題になってますね。最近のビジネス書ランキングのテッパンって感じです。スケジュールの組み立て等、基礎的かつ今からやっておきたいような内容がさらっとまとまっているので読んで損はなかったです。
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よく就活の自己分析あたりで登場する本ですが、こういう系統の本の中ではかなり納得感が強いと思います。あと、社内で立ち振る舞うにしても、自分の性格的な強みや興味を知ることは必要だなぁと思うことが多いです。
まあ高いと言えば高いですが、やってみると結構面白いです。
あとは、小さいサイズ(250mlとか)の水筒もかなり使ってます。
メインで飲むお茶と別に、コーヒー入れて持っていくことが多いです。
また数か月したら全く違うことを書いているかもしれないですが笑、入社三か月の現状としてはこんな感じです。
幸いといいますか周りの人が温かいので、どうにかなっているなぁと思う毎日です。
◎最近のおすすめ
・劇団四季 ミュージカル『ウィキッド』
今さらすぎる超有名タイトルですが、いよいよ千秋楽も発表されたということなのでおすすめしたいなと思います。
『アナと雪の女王』が大ヒット中ですが、『ウィキッド』も同じく対照的な女の子2人のお話です。
一人目の主人公、エルファバは、生まれたときから全身がなぜか緑色で、親からも周囲からも忌避され遠巻きにされてきました。けれども、エルファバは持ち前の賢さと魔法の才能、そして正義感を胸に、不器用に、毅然と生きています。エルファバが欲したのは、愛情と人気。孤独で誰からも認められることのなかったエルファバは、いつも他人から愛されたいと強く願っていました。
エルファバは入学した学校で、もう一人の主人公であり、自分と真逆の少女・グリンダと出会います。グリンダはごく普通の少女ですが、とっても愛嬌があって学校一の人気者。世の中を柔軟に生きていく処世術と他人への優しさを持ち合わせています。そんなグリンダがどうしても欲しいと執着したものが2つだけありました。魔法の才能と、転入生のフィエロ(この物語のヒーローにあたる)です。
そんな個性的な2人が自らの心に従って人生を切り開いて行く、とても勇気がもらえるストーリーです。
この作品をおすすめするうえで欠かせない見どころは、一幕のクライマックスを飾る代表的なナンバー「自由を求めて」。
この曲、本当に好きなんですよね!正直、最初はこれを聞くために『ウィキッド』観に行ったところがあります。
原題は『Defying Gravity』。エルファバが自分の信念を貫こうと、オズの国の支配者と戦う決意をし、コンプレックスや家庭環境など、エルファバの心を押し殺してきたとするあらゆる重力に逆らって、自らの持つ力(魔法)によって大空に飛び立っていくシーン。
誰も私を(地に)落とすことはできない、と歌い上げる英語の歌詞のほうが主張はわかりやすいかな。エルファバの思い描く世界を作る道は険しく、敵は多く、状況はより一層厳しく苦しくなっているわけなのですが、高らかに歌い上げるエルファバを見ていると鳥肌が立つような解放感と感動があります。
ちなみに、この曲は『Glee』でカバーされていたりもします。
Full Performance of "Defying Gravity" from "100 ...
あとは、なんといってもエルファバとグリンダの友情!
お互いが一目見て絶対に気が合わない!と確信するという、最悪の関係から始まるのですが、ある事件をきっかけにするりと仲良くなっていく感じがすごく女の子っぽい距離の詰め方で大好き。
あとは、お互いに相手が持っているもの(例えばエルファバはグリンダのお茶目で人気があるところを、グリンダはエルファバの勇気や一人の男性から愛されている姿)を羨ましく、時には妬ましく思いながら「あなたができることは私にできない。でもあなたならできるはず」と誰よりも素直に認め合える、これまた女の子らしい友情関係。ほんとぐっときます。
エルファバはグリンダに女の子としての魅力と、柔軟さを、グリンダはエルファバから凛とした強さと賢さをそれぞれ得て、それが2人の未来に繋がっていくのです。
この2人はたとえ一瞬、交わることはできたとしても、2人は2人の性格ゆえに同じ道を選ぶことはできません。鏡合わせのような2人は、人生の岐路に立ったときに、いつも別の道を選び、異なる幸せを手に入れ、その代償として異なる不幸せを手にしていきます。
どちらが正解/失敗、幸せ/不幸せなんて簡単に言えない2人の物語ですが、そのほろ苦い人生の中だからこそ、2人の友情がきらきらと輝いて見えるのかもしれません。そういう全部をひっくるめて『ウィキッド』の魅力でもあるのかなと思います。
『ウィキッド』はここ半年で2回観に行ったんですが、連れて行った人みんなが大満足で帰って来ています。ちなみに私も毎回泣いてます笑
客層全体で言うと、立地の関係なのか意外なことにサラリーマンの男性が多めです。
スーツ姿のグループも多ければ、ふらっときているのかな?という方もちらほら。
たしかに落ち込んでるときとか、悩んでいるとき、自信がないときにすごく励まされるというか、明日から頑張るぞー!って気持ちになれるミュージカルです。笑
席はたしか4000円弱くらいからありますし、双眼鏡を使えば最後列からも価格以上に楽しめます。とはいえ、1万円近い席でも惜しくはないです。物語にどっぷりのめり込めるので。
四季は比較的席を選べたりするので、せっかくなら少し先の日程でも見やすい席を確保して観ていただけたらなと。