小骨の欠片

まめかんの日常。

90㎏の女がダイエットをはじめてみた

今週のお題「2018年の抱負」

2018年の抱負は、ずばり痩せる!!

私は普通の人がびっくりするくらい体重があります。
具体的に言うと、ダイエットを始める前には90kg以上あり、
6年ほど80kg以上をキープし続けていました。筋金入りです。

取り返しがつかないくらい体重が増えてしまった……!
もはや痩せるなんて無謀だ!とずっと思っていたのですが、
今年の4月に一念発起してダイエットを始めました。

道半ばではあるのですが、
ある程度の成果が出てきたので、今後の自分の励みになるといいなという思いを込めて、
9カ月間、どんなことをしてきたのか記録を残します。

<現状>

 ダイエット期間:2017/3/31~2017/12/31
 体重:92.7kg→66.5kg(-26.2kg)
 グラフだとこんな感じです!
f:id:saecacaoblue:20171231110414p:plain:w300

<ダイエット方法>

①体重を測る

まず始めたのは体重を測ることでした。
めんどくさがりな私は、毎日体重をメモするのは嫌になるだろうと思い、
スマホアプリと連動でき、乗るだけでレコーディングができるタニタの体重計を買いました。
上のグラフもタニタのアプリのスクリーンショットです。
日々の体重を把握するのがダイエットの基本なので、ちょっとでも面倒だと思ったら買い替えるのが吉です。

私が買ったものは、筋肉スコア等、体重以外の数値もいろいろと出ますが、
体重・体脂肪率以外で私が参考にしているのは筋肉量・水分量です。
単純に言うと、水分量と筋肉量の数値は比例しやすいので、
体重も筋肉量も減ったけど、水分が抜けただけだなーといった分析が可能になります。

とはいえ、あくまで家庭用のお手軽版なので、長期的な傾向をみるには良いですが、
体重以外の部分は参考程度と思っていたほうがよいかもしれません。

②ゆる糖質制限を始める

どうやれば効率よく痩せられるのか。

永遠のテーマと向き合うことになり、
ダイエット本もいくつか読む中で、こんな本を読みました。

かなり前の本なので、
糖質制限に関するざっくりした知識をお持ちの方は読む必要はないと思いますが、
Kindle Unlimitedの対象なので(2017年12月時点)、会員の方は読んでみることをおすすめします。

本書を読み、少なくとも運動習慣のない状態でジムに毎日のように通い、
運動して痩せるということは現実的ではない、と納得しました。
(実際、若干運動したところで体重はたいして変わらないし、食べたら食べた分だけ翌日響きました)

しかしながら、厳密な糖質制限をすることもできないと感じました。
というのも、現職は外食する人が多くランチは数少ない交流の場ですし、
そもそも炭水化物が好きなので三食抜いてしまったら続かないだろうと思ったのです。

そんなわけで、ダイエットのメインは夕飯の炭水化物を抜くゆる糖質制限にし、
あすけんというアプリで大まかにカロリー把握をしてみようという方向に決めました。

主食を抜く生活に最初は違和感がありましたが、
少しすると慣れましたし、大好きな麺類も昼ご飯に持ってくるようにすることで、
それほどストレスなく続いているかなと思います。

ちなみに、カロリー把握は最初の3カ月くらいでやらなくなりました。
やったほうが振り返りしやすくなるのは間違いないですが、3カ月やればだいたいどの食べ物がどのくらいのカロリーで、どのくらい翌日に響くかわかるので、今のところクリティカルな影響はありません。

③ジムに行く

正直、①②がきっちりできれば、体重を落とすことは十分できると思っています。

それでも私がジムに行き始めたのには大きな理由があります。
自分ひとりでやっていると、偏った知識に振り回されたり、
どこかでサボりがちになっていく恐れがあるので、
経過観察 + 客観的なアドバイザーとしての役割を誰かにしてほしいなと思ったのです。

ジムに通える現実的な回数は週一。
なので、その日までにどのくらい落としていくか、という目標を立てて一週間を過ごすことに決めました。

すると、自然と会食が立て続いた時もせめてキープができるような過ごし方を考えられるようになり、
ダイエットの基本である一週間単位の体重コントロールが意識できるようになりました。
ジムに行くことで自然とマイルストーンができて、こまめに帳尻を合わせるという意識で食事の組み立てをできるようになったのが一番大きいです。

もちろん、ジムで若干ですが身体を動かすようになったので、
少しずつ引き締まってきたと感じる瞬間も増えました。
筋肉を落とさず、脂肪を落とすという観点でアドバイスをもらえるのも安心感があって良いです。

大手だと高いので、私は近所のパーソナルジム的なところに通うという選択をしましたが、
自分に甘い自覚がある方は、ジムに限らず第三者に協力してもらうのもかなり効果的だと思います。

<ダイエット方法のまとめ>

〇始めたこと
・体重を測る
・ジムに通う(週に1回 1時間。有酸素運動20分、筋トレ40分)

〇やめたこと
・夕飯の炭水化物
・間食(飲み物類含む)

〇見直したこと
・食べるものの内容(魚と野菜を意識して食べる、糖質+脂質の組み合わせは避けるなど)
・飲み会でしめを食べない

<その他>

<ダイエット本について>

ここ半年くらいで結構な冊数読みました。
どの本で見たのか忘れてしまったのですが、
ダイエットは一生続けられる健康的な食べ方を学ぶのが目的だ、といった内容がその通りだなと思いました。

結局は適切に食べる方法を習慣づけられれば良いので、、
よっぽど極端なダイエット法以外は、安全かつ自分の性格や生活に合う方法が一番だなと思うようになりました。
なので、この本を信じれば良いです、といったことは特に言えません。

ここでは、私のよりどころになったコミックエッセイのシリーズをご紹介して終わります。
モチベーションが下がったときに、時々読み返しています。

※ダイエットに関する研究に興味がある方は、これもまとまっていて面白かったです。
著者のブログでも同じ内容を公開しているそうです。

一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書

一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書

<筋トレ等について>

・スプリットスクワット
レッグレイズ
この二つはきついけど効いている感じがありました。

気軽に始められるのだと脚パカを習慣にするのもよさそうです。
(私はたまにしかやらないので効果はわからないですが、ストレッチにもなるし気持ちいいです)

筋トレは背中や脚など、大きい筋肉を動かすところから始めると代謝が上がりやすくなるそうです。
運動習慣がない方は、一度ジムでメニューを相談してみるのが良いかなと。

あと、大股のウォーキングを習得すると日常生活の運動量をあげられるので、
まずはウォーキングマシーンで練習してみるのもおすすめです。
お尻~腿裏を使って歩けるようになると足痩せにも効果的だそうです。

<おわりに>

こうやって書いてみましたが、いたってオーソドックスなダイエットでそれなりに成果がでてきました。
さすがに夏くらいから、いろんな人から痩せたねと言われるようになりました。笑
(もちろん、元の体重がめちゃくちゃあるので落ちやすいわけですが)

私も年末は週3~4で忘年会orおいしいものを食べていてダイエットも停滞中なのですが、
年末年始・誕生日・旅行等の食べがちなときはダイエットを始めるには適していないので、頑張ろうかなと思った方は年明けスタートおすすめです。

恥をしのんで書いた部分もありますので、
お悩み、ご質問等ありましたら、コメント or Twitter等で頂けたらと思います。
(健康体重以下の方には参考にならないと思うので、回答できないことがほとんどだと思います。ご了承ください!)

ここまでありがとうございました!
引き続き2018年も頑張ります。

※ちなみにダイエットするまでの経緯等は下記にありますので、興味がある方はどうぞ笑

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図書館戦争『THE LAST MISSION』感想

先日の3連休に、図書館戦争『THE LAST MISSION』を見てきました!
2回観ても見飽きない、なんならもう一回見たい!というたまらない映画でした。
というわけで、感想を少し。

この先、映画のネタバレしかありませんので、ご覧になっていない方はお気を付けください!
大丈夫な方は、続きからお付き合いください。

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本が好きだから、私は今日もiPhoneで本を読む

昔から本を読むのが好きで、学生時代は帰りの電車で片道30分〜1時間ほど本を読む生活を送っていました。

とはいえ、それはあくまで学生時代の話で、昨年の春に社会人になってからはめっきり読書から遠ざかっていました。理由はごく単純。電車に乗る時間が片道15分程度に減ったからです。
朝の混み合っている電車では本を開くのも大変で、15分だと出し入れするだけで忙しなく、知らず知らずのうちに本を開かなくなりました。

そんな生活ががらりと変わったのは、昨年の秋ごろのことです。
“カドカワ祭り”という、角川書店Kindle本セールが開催されたことをきっかけに全然買ってこなかった電子書籍を買い漁り、必然的にiPhoneで本を読む生活が始まりました。
それまでは過去記事を見て頂くと分かる通り、"紙派"だったので、電子書籍を食わず嫌いしていたのですが、一週間も経つとiPhoneで本を読む生活も悪くないなぁと感じました。

電子書籍の良いところ
電車に乗っている時間を読書にあてられるようになり、毎日が楽しくなりました。学生の頃の本が身近にある日々が戻ってきたようでした。隙間時間をうまく使えば、一週間3~4冊のペースで本を読めるようになるので、学生時代のピーク時には負けますが読書量が若干あがりました。

最初はiPhoneで本を読むなんて、と思っていました。が、日頃から手のひらサイズの小さい画面で文章を読むことに慣れきった目は、いまさら電子書籍を読んだところで違和感を感じるわけもありませんでした。また、普段からiPhoneで記事を細切れに読むことも多かったため、15分という極めて短い単位で文章を読み続けることにも違和感なし。読みかけのページを正確に保存してくれるために、かえってすんなりと続きを読み進めることができました。
あと、ページ数が多くて分厚い鈍器のような本(京極夏彦先生の本とかね笑)も躊躇せずに電車で読めます。

なによりも快適だったのは、本屋に行かなくても本を買えることでした。
定時で帰れることはほとんどない職場なので笑、本屋は平日にふらっと立ち寄るにしては若干ハードルが高くめんどくさい。
あとは、昔読んで好きだった本を思い出して読むのにも向いています。そこそこ大きめの書店であっても、それほどコンスタントに出ていかないような本は棚に置いてないことがあるんですよね。電子書籍ならば、電車の中で続き物の1巻を読み終えて、すぐさま次の巻を買うことができますし、急に時間が空いた時、昔好きだった本を読み返したい衝動にかられた時、どういうタイミングであっても「本を読みたい」という気持ちをおおむね満たしてくれます。

思いがけず楽しめたのは「0円本」です。国語の教科書に載っていたような名作、数十年前に出版されたロングセラー本やマンガ、最近の人気マンガまでいろいろと0円で読めてしまいます。
ちゃんと名作を読んでおきたい、人気作を試し読みしてみたいという方にも電子書籍おすすめです。シャーロックホームズの英語版なんかもしれっとおいてあるので、無料の本だけでも相当楽しめます。


電子書籍の微妙なところ
電子書籍のめんどくさいところは、○○には売ってないけど、他のところに実は売ってる、ということが多発する点ですね。もちろん、どこにも電子書籍化されていない本もあります。
買おうと思ったときは、横断検索に書籍名を入れて検索するとよさそうです。
Google カスタム検索 - 電子書籍横断検索

あと、電子書籍は想像していたより高いです。電子書籍=安い、というイメージがあったのですが、たいてい定価とほぼ同じくらい。
たまに50%セールとかやっていると金銭面のメリットも感じられますが、普段だったら古本屋に行った方がよっぽど安い。
そのくせ、ワンクリックで買えてしまうのが怖い。笑 自制心が試されます。
手軽に読みたい、は満たされますが、安く読みたいは満たされないかなぁ、という感想です。

また、何を買うにしろ、文字を打ち込んで検索するところから始まるので、好きな作家さん、シリーズの続編、話題の本、と決め打ちで本を買うことが増えます。
もちろん、無料試し読みもできるので、書店には負けるけど中身がまったくわからない、というほどではないです。ただやっぱりなかなか勢いでは買いにくい。書店のように、ポップに惹かれて、とか平積みされていて思わず手に取るとか、フェアで目に留まって、とかそういう博打じみた新しい出会いはあまりないです。
全体的に電子書籍の棚は堅実・保守的になりがち。


電子書籍に向いていない本
食わず嫌いしていたことを後悔するくらい、電子書籍のある生活を楽しんでいるのですが、どんな本も電子書籍で読むのに向いているか、というとそんなことはないです。

仕事の勉強に使う本であるとか、1回読んでしまったら十分な本なんかは、確実に紙で買った方が有用です。使い終わったら売ったり、譲ったりもできますし。
特に、私のようにiPhoneで読む場合は誘惑が多いので、勉強に使うには不向きです。合わない内容だと全然読書に身が入らなくなります。電子書籍を買うときは、書店で買うときよりもさらに厳しめに好きかどうかを精査して買うと失敗しないかなと。

あと、タブレットサイズの端末を持っていないのであれば、マンガは容量が大きく、読みにくくてストレスになるので紙のものをおすすめします。
マンガを読むならKindle(またはほかのリーダー)を買う方が良いかな。

Kindle Paperwhite

Kindle Paperwhite

 

■おわりに
新社会人の半年は、本を読まない日々が続いても気にならないくらい、めまぐるしく刺激的な毎日でした。もしかしたら、本を読まなくても毎日楽しく生きていけるのかもしれないけれど、本を読まなかった半年間を経て、私は本がすぐそばにある生活を選びたいと思いました。
今の生活で、紙の本を日常的に読むのは少しハードルが高い。
それでも本が好きだから、私は今日もiPhoneで本を読んでいます。

「最近、本を読んでないなー」という方は、まず一冊、お手持ちの端末で読んでみてはいかがでしょうか。
本編はここまで。残りはおまけです。



電子書籍を読む人におすすめの本10冊
電子書籍のリーダーはたくさんありますが、今回はKindleに絞って読みやすい小説・ラノベを並べています。私の趣味が偏っているため、たいていミステリーかファンタジー要素を含みます。


☆1冊目:「氷菓」シリーズ

何事もやる気なく省エネに生きたい主人公・折木奉太郎。姉の勧めで入部した古典部で好奇心旺盛な同級生の千反田えるに出会い、彼女の「わたし、気になります!」の言葉によって、学校内の事件に引きずりこまれ、探偵の才能を開花させていく。

学園もの、あるいは青春ミステリーで外せない、米澤穂信さんの「氷菓」。
いわゆる“日常の謎”ジャンルで、人が死なないけれどミステリー要素を含んだ小説ですね。
キャラクターの性格も男女ともに可愛く、巻を重ねるごとに学園ものとしての魅力がぐいぐい増していきますし(学園祭の話とかね!)、2人の関係がどうなるのかも気になるところ。飾らないけれど上質で、穏やかな空気感に油断していると、ときおりぐさりと心にささるのが米澤さんの文章の魅力だと思います。

氷菓 「古典部」シリーズ (角川文庫)

氷菓 「古典部」シリーズ (角川文庫)

氷菓は読んでる!という方には、「小市民シリーズ」を。こちらはつつましい小市民をめざす小鳩くんと小山内さんが何故か謎に巻き込まれてしまうという、学園ミステリー。小市民シリーズの方が若干毒があるかな?とも思います。あと、小山内さんは甘いものが大好きなので、本にもすごーくおいしそうなスイーツの描写がたくさん出てきます。特に2巻目の「夏季限定トロピカルパフェ事件」がむちゃくちゃおなか空きます。あー、食べたい!

 
こちらも読んでいる、という方には、ガラッと変えて「ファンタジー×ミステリー」をきっちり読ませてくれた「折れた竜骨」をどうぞ。米澤さんの緻密さがよく出ている作品です。
折れた竜骨 上

折れた竜骨 上


☆2冊目:「ハルチカ」シリーズ

部員数が少ない弱小吹奏楽部の元気な少女チカと、残念な美少年のハルタは幼馴染。2人して吹奏楽部の顧問を務める謎多き男性教師に恋をしている。恋のライバルとして時にけん制をしながらも、全日本吹奏楽コンクールに出場し、普門館のステージに立ちたいとの思いは同じ。がむしゃらに頑張る楽器初心者のチカと、すこし冷静なハルタ。コミカルな名コンビが個性的な学園内外の人々の起こす事件に巻き込まれていく。

部活動の描写がちゃんとあって、青春の眩しさと少しばかりの寂しさ・切なさも漂い、青春小説として読みごたえがあります。巻が進むにつれて、少しずつ仲間が増え、吹奏楽部も少しずつステップアップしていっています。2人の大好きな先生の過去も気になるところ。そして吹奏楽部は普門館のステージに立てるのか?三角関係の行方は?この先もどうなるのか楽しみです。

こちらもすでに読んでいる、という方には初野晴さんの「漆黒の王子」も面白かったです。こちらは学園ものではなく、裏社会の人が思いっきりでてくるし、暴力描写や残酷描写があります。決して美しい内容ではなく、かなりド派手なシーンも多いのに、初野さんの透明感や、静謐な文章の魅力がたっぷり味わえる不思議な作品。あまり通勤・通学むけではないかも。笑

漆黒の王子 (角川文庫)

漆黒の王子 (角川文庫)


☆3冊目:「配達あかずきん―成風堂書店事件メモ」

「いいよんさんわん」―近所に住む老人から託されたという謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後失踪した母を捜しに来た女性。配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が、さまざまな謎に取り組んでいく。本邦初の本格書店ミステリ、シリーズ第一弾。

昨今注目の書店ミステリーですが、私はこのシリーズが一番好きです。本好きなら一度は本屋さんのアルバイトを考えた経験があると思うのですが、この本を読むとあたかも書店員のバイトを始めたような気持ちになれるくらい、いわゆる「仕事もの」としてもリアルで読み応えのある作品です。
舞台となる本屋が「こういうところあるある!」と思うような一般的な本屋さんなのもポイントが高いです。本屋に行くのがもっともっと楽しくなる一冊。


「成風堂シリーズ」を読んでから、ついでにこちらのtogetterを読むとさらに面白いです。
#書店員死亡かるた - Togetterまとめ


☆4冊目:「インディゴの夜」シリーズ

「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」―すべては女性ライター・高原晶が、大手出版社の編集者・塩谷に漏らした何気ない一言から始まった。謎めいた美形の敏腕マネージャー・憂夜の助力を得て、二人は一風変わったホストクラブ“club indigo”を渋谷の片隅に開いたが、順調な経営とはうらはらに常連の客が殺され、店のナンバーワンに疑いがかかる。晶は個性豊かなホストの面々とともににわか探偵団を結成、真犯人捜しに奔走する!第十回創元推理短編賞受賞の表題作がシリーズ化。スタイリッシュでウイットあふれる新世代探偵小説、ここに登場。

石田衣良さんの池袋ウエストゲートパークを思い出させる、とよく言われるのですが、舞台となる街が“渋谷”なだけに、ドライであっけらかんとしていて、だいぶ違う印象を受けると思います。
登場人物たちも一癖ある人ばかり。個性豊かな彼らのドタバタ探偵っぷりが楽しい短編です。
加藤実秋さんは観察眼がとても鋭い作家さんで、道行く人や風景のちょっとした描写の切り口がいつも面白く、さらりと切れ味鋭い文章は読んでいるだけで心地良いです。
短編なので隙間読書にもぴったりですね。本当に気負わず楽しめる作品です。

インディゴの夜 (集英社文庫)

インディゴの夜 (集英社文庫)

 
あと、加藤実秋さんの作品なら、北川景子さん主演でドラマ化もされた、ワケあり物件の清掃会社に就職した主人公が奮闘する「モップガール」もおすすめです。イケメンだけど無愛想な先輩、翔との掛け合いも楽しい。
モップガール

モップガール


☆5冊目:「カブキブ!」

高校一年の来栖黒悟(クロ)は、祖父の影響で歌舞伎が大好き。歌舞伎を部活でやってみたい、でもそんな部はない。だったら創ろう!と、入学早々「カブキブ」設立を担任に訴える。けれど反応は鈍く、同好会ならと言わせるのが精一杯。それでも人数は5人必要。クロは親友のメガネ男子・トンボと仲間集めを開始。無謀にも演劇部のスター、浅葱先輩にアタックするが…!?こんな青春したかった!ポップで斬新なカブキ部物語、開幕!

歌舞伎に興味はあるけども、どう楽しめばいいのか、どこから手を付けていいのか、いまいちピンと来ていなかったりします。「カブキブ!」に出てくる登場人物も大半はそんな人たちで、むしろ「歌舞伎のどこが面白いんだ」というスタンスがほとんどの中で、それを覆していこうとするこの作品は"歌舞伎初心者"の入口としても手厚いです。
歌舞伎界の状況、歌舞伎の見どころ、演目、実際に歌舞伎を観るには?というところまで、ストーリーにきっちり盛り込まれていて、途中、クロが歌舞伎のことをあまり知らない友人を連れて、実際に歌舞伎を観に行くシーンも面白いです。
初心者の友人の目線ももちろんですが、何よりも「このチャンスをものにして、どうにかして歌舞伎の魅力を知ってほしい!」と奔走する主人公が熱い。演目や席に迷い、終演後「本当にこの演目でよかったのか」と問いかけながら友人たちの感想を聞き出す緊張の一瞬もリアル。そんな主人公の姿には、どのジャンルのオタもきっと共感できるはず。いちジャニオタとしては、興味がなかったはずの周囲をグイグイ歌舞伎に引き込む主人公の行動力と有能さがただただ眩しい。笑
魅力的な部員が少しずつ加わり、学園ものとしての面白みがどんどん増しつつある「カブキブ」。
口当たりよく、読みやすく、青春も歌舞伎もたっぷり詰まったハイテンションな快作です。


☆6冊目:カラット探偵事務所の事件簿

あなたの頭を悩ます謎をカラッと解決いたします! 浮気調査や信用調査などを扱う普通の私立探偵とは異なり、謎解きだけを専門に扱うカラット探偵事務所。 探偵・古谷と助手・井上は毎回事件現場を訪れ、持ち込まれた事件を鮮やかに解決する! ファンとのメールのやりとりから作家の夫の浮気をあぶり出す「卵消失事件」、武家屋敷と呼ばれる豪邸で建物に突き刺さった矢が次々と見つかる「三本の矢」、祖父が作ったという三つの和歌から屋敷内に隠されたお宝を掘り当てる「兎の暗号」、差出人不明の手紙に同封された写真から父の居場所を見つけ出す「別荘写真事件」、団地内に配られた住人の不倫を告発する怪文書の謎を解く「怪文書事件」、古谷と井上の同級生の結婚式で、新婦の父親から風変わりな相談をされる「三つの時計」の6つのファイルを収録。

イニシエーション・ラブ」や「リピート」など、派手な作品が目立つ乾くるみさんですが、持ち前の構成力を活かし「日常の謎」路線の少し捻った短編集連作も得意としています。特にこの「カラット探偵事務所の事件簿」はキャラクター・内容ともにエンタメ色が強く、読み手を選びません。短編なので通勤・通学にもおすすめです。

カラット探偵事務所の事件簿 1 (PHP文芸文庫)

カラット探偵事務所の事件簿 1 (PHP文芸文庫)


☆7冊目:「GOSHICK」

前世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。極東の島国から留学した久城一弥は、聖マルグリット学園の図書館塔で奇妙な美少女・ヴィクトリカと出会った。彼女の頭脳は学園の難事件を次々解決してゆくが、ある日ヴィクトリカと一弥は豪華客船に招待され、そこで本物の殺人事件に遭遇してしまう。やがて彼ら自身に危機が迫ったとき、ヴィクトリカは―!?直木賞作家が贈る、キュートでダークなミステリ・シリーズ。

桜庭一樹さんが書いた、ラノベらしいラノベ。ミステリーとは言いつつも、タイトル通りゴシックな雰囲気や、一弥とヴィクトリカ2人の関係がメイン。序盤はじわじわと距離を縮める2人の感情の変化が、後半は戦争で引き裂かれていく2人の行く末がみどころ。1冊1冊はたしかに軽いのですが、シリーズ9冊を通して読むとバラバラに読んだときよりもグッとくるものがありました。シリーズとして一本筋の通った作品です。


☆8冊目:「グラスホッパー

「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに――「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!

どの書店でも猛プッシュされているし、有名すぎるのでいまさらですが、せっかく映画化されるので。笑
今作は、殺し屋が大量に出てきます。デフォルメされているはずなのにどことなくリアルな犯罪を描きつつ、エンタメに振り切っている印象です。飄々とした登場人物に、ウィットのきいたやり取りは伊坂さんならでは。登場人物それぞれの視点を切り替えながら話が進み、最後になって「そういうことだったのか!」となる構成の妙が光ります。
悲しいのになぜかコミカル。
伊坂幸太郎作品らしい魅力がふんだんに盛り込まれた一冊です。


ちなみに、私は伊坂作品ならデビュー作「オーデュボンの祈り」が一番好きです。

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

オーデュボンの祈り (新潮文庫)



☆9冊目:「獣の奏者」シリーズ

獣ノ医術師の母と暮らす少女、エリン。ある日、戦闘用の獣である闘蛇が何頭も一度に死に、その責任を問われた母は処刑されてしまう。孤児となったエリンは蜂飼いのジョウンに助けられて暮らすうちに、山中で天を翔ける王獣と出合う。その姿に魅了され、王獣の医術師になろうと決心するエリンだったが、そのことが、やがて、王国の運命を左右する立場にエリンを立たせることに…。

上橋菜穂子さんの本をまったく読んでいない、という方はあまりいないかと思うのですが、「獣の奏者」は特にすさまじかったので、ぜひ電子書籍でも。
上橋さんの書いたファンタジーの中でも相当重い部類だと感じます。紙が似合う内容ではありますが、巻数も多くて分厚いこともあり電子書籍向け。
「獣」をじっと観察し、あきらめずに向き合い続けたエリンの強さに背中を押され、彼女の目に映る美しく可愛く楽しい生き物の描写にわくわくさせられる一方で、ふとした拍子に自然に生きるものたちの怖さを改めて突きつけられる作品です。
上橋さんらしく、宗教周り・政治周りは今回もきっちり書かれています。
巻を重ねるにつれて、生も死も、より一層シビアに描写されていくので、読み進めるのが辛くもありますが、節目節目で読み返して、その時々の心に響かせていきたい一冊。

獣の奏者 I闘蛇編 (講談社文庫)

獣の奏者 I闘蛇編 (講談社文庫)


☆10冊目:「ぼくのメジャースプーン」

ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に1度だけ。これはぼくの闘いだ。

主人公は小学四年生の男の子。一見目立たなくて平凡(というにはいささか理解力が高すぎる)な男の子ですが、実は特殊な能力を持っています。
使い方によっては、誰にも気づかれずに犯人を殺せてしまうかもしれないような力を持った「ぼく」は、犯人に復讐しようと考えます。そして「ぼく」は同じ能力を持つ大人、秋山先生との対話の中で、なぜ犯人が許せないのか?犯人の犯した罪とは何か?その重さに見合う罰とは?と様々なことを深く、深く考えることになります。
語り部が幼いだけにするっと読めてしまうし、主人公とおさななじみのふみちゃんのやりとりはとても魅力的。それだけに、テーマは重いです。
大人になったって答えが出ないような問いに「ぼく」がどんな答えを出すのか。
その答えも含めて、奥行きのある作品だと思います。
 

■さらにおまけ
完全に私の趣味全開の本(ラノベ)を少し紹介。

☆「カーリー」シリーズ

第二次世界大戦前夜、故郷ロンドンを離れ、英国統治下のインドへと渡った14歳のシャーロット。駐在英国人の子女が通うオルガ女学院の寄宿舎で出会ったのは、神秘的な美少女・カーリーガードと個性豊かな仲間たちだった。

インドにフォーカスをあてて戦争を考えたことはなかったのですが、これを読み進めるうちに当時のインドの複雑さや世界情勢、風俗がなんとなくわかった気になれて面白いです。最初は王道をひた走る少女向けラブコメ色が強かったのですが、巻が進むにつれて、戦争・政治色が強くなっていくので、どう着地していくのかが気になるところ。
文章がコミカルすぎるので、苦手な方は苦手かも。


☆「空の境界

2年間の昏睡から目覚めた両儀式が記憶喪失と引き換えに手に入れた、あらゆるモノの死を視ることのできる“直死の魔眼”。式のナイフに映る日常の世界は、非日常の世界と溶け合って存在している……! もはや伝説となった同人小説から出発し、“新伝綺”ムーブメントを打ち立てた歴史的傑作――。

内容・文体ともにレビューでも「人を選ぶ」と決め台詞のように書かれています笑 比較的残酷描写も多め。
全3巻で、時系列も行ったり来たりするちょっと凝った構成なので、せっかくなら全巻読んでみてほしいなと思います。
何が面白い、とはっきり言うのは難しいので、詩的・哲学的な言い回しが嫌いでなければまずは無料試し読みをダウンロードしてみてください。笑


☆「狼と香辛料

行商人のロレンスは、馬車の荷台で麦の束に埋もれて眠る少女を見つける。 少女は狼の耳と尾を持つ美しい娘で、自らを豊作を司る神・ホロと名乗った。 「わっちは神と呼ばれたがよ。わっちゃあ、ホロ以外の何者でもない」 まるで経験を積んだ大人のような話し方で、ロレンスを巧みに翻弄する少女。 「お前は、本当に神なのか?」 最初は半信半疑だったロレンスも、やがてホロが旅に同行することを承諾する。 そんなふたりの旅に、思いがけない儲け話が舞い込んでくる。 近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。 疑いながらも、ロレンスはその儲け話に乗るのだが……。

主人公が商人でヒロインは狼という、一風変わった設定。
信用経済がはじまったばかりの舞台設定で、自分の店を持つという夢を抱きながら旅をし、知略をめぐらせてお金を稼ぐ主人公。
お金や経済活動に軸足を置いた、いぶし銀のような良質なファンタジー。特に一巻は綺麗にまとまっているのでおすすめ。


この記事は、機会をみつけて更新していきたいと思いますが、一旦以上です。
2015年も楽しく本を読んでいこうと思います!

「今からハマるテニミュ2ndシーズン~四天宝寺キャスト編~」

 Drem Live2014の神戸公演も終わり、いよいよ2ndシーズンラストスパートの様相を迎えています。
 今週末のさいたまスーパーアリーナテニミュの2ndシーズンを観るラストチャンス!
 前回の青学編に引き続き、今日も「今からハマる!テニミュ2ndシーズン~四天宝寺キャスト編~」を書いていきます。

 とはいえ、私は四天宝寺からテニミュに入ったので、はっきり言わせてもらうと、四天宝寺に限ってはキャスト紹介は要らないと思います。役柄もキャストも感情表現がストレートな人ばかり。だから観ればきっと魅力がわかります。

 私が思う四天宝寺の魅力は、全国立海公演を経て"笑い"を軸にチーム一丸となってまとまっているところ。とにかく陽気で、エネルギッシュ。観るだけでパワーをもらえるようなチームです。
 別のエントリーで書いたのだけれど、2nd四天に励まされながら就活をしていたので、最近楽しいことないなー、やる気が出ないなーなんて方には持ってこいです。笑
 今回も観客を笑わせることに賭けて本番に臨んでいると思うので、ぜひぜひさいたまスーパーアリーナで彼らの元気に触れて帰ってください。


★財前 光役/佐藤 流司(19歳・170cm)
「いつまでも気だるく気高く。もう少しだけ財前くんに付き合ってもらおうと思います。」
 四天宝寺の演出家、佐藤流司くん。青学と相対するライバル校の絶好のアピールタイムかつ試練ともいえる日替わりの脚本を書き、キャラクターの新しい一面を引き出しながらいつも会場を思いっきり笑わせてくれた。全国立海では全69公演すべて違う日替わりをやる、という挑戦的な試みをメンバーと共にやり遂げた芯の強い男の子。キャラクターを、四天宝寺を、メンバーを深く理解しなければできないことだと思う。
 パンフで見たときの印象は、チャラそうでちょっと生意気そう!というものだったのだけれど、その印象は公演中にガラッと変わった。実際の流司くんは、研究熱心で、賢くて、俯瞰が得意な、サービス精神あふれるエンターテイナーだった。
 流司くんが演じる財前は、ピアスがトレードマークのキャラクター。だから、私が見に行ったテニミュのイベントではいつも流司くんは白いフープピアスを着けていた。彼はそういうちょっとしたことが嬉しいんだって知っている。当たり前のように観客目線に寄り添う流司くんは、どんな時も、丁寧に丁寧にその時間を演出して、観に来た人の心に残る特別な日にしようと努力していた。
 お芝居も好みだった。きっちり計算して演技を組み立てる人だけに、行間の芝居が丁寧で無駄なく効果的で、見ごたえがある。いつも通りのポーカーフェイスでチームの輪から少し外れてひっそり佇んでいるだけでも、何考えてるのかなぁと気になってしまう。財前くんはいつも不思議な吸引力があった。 
 歌も、ダンスも、アクロバットも安定していて、ここぞという場面でも浮つかずにきちんとやれる。
 流司くんはよく「財前くんのファンです」「四天宝寺が大好き」と語っている。情に篤く、男前な流司くんのことだから、ドリライでも大好きな財前くんのカッコよさを伝えられるように、大好きな四天宝寺が生き生きと動き回れるように、出し惜しみせずに力を尽くしてくれるだろう。もちろん可愛い笑顔(見せてくれるはず)も必見!
 
 
★忍足 謙也役/碕 理人(23歳・179cm)
「謙也くんはカッコいいんです!!」
 忍足謙也くんが大好きで、絶対に謙也くんをやりたい!と四天宝寺公演のオーディションを二年間待ったという理人くん。努力の甲斐あって、見事に役をつかんだ。
 並々ならぬ気持ちで臨んだテニミュで、理人くんが演じた謙也さんは、“勝ったモン勝ち”という四天宝寺のスローガンを貫き通したカッコいい人だった。
 そんな理人くんは、素まで謙也さんそのまんま。ギャップのなさにむしろ衝撃を受けるほど。
 人当りが柔らかく、仲間思い。年下ばかりの四天宝寺メンバーにも容赦なくいじられ、それをあっさり受け入れる優しい人。関西出身でボケ揃いの四天宝寺の中で燦然と輝くツッコミスキルの持ち主。さらにはすらっとしたスタイルに、明るい髪色がしっくりなじむ甘い顔立ち。
 その一方で、「ぜんざい買ってきてください」と頼まれて杏仁豆腐を買ってきてしまうような、そそっかしくてぬけた一面も持ち合わせている。
 とまあ書きながらびっくりするほど謙也さんな理人くん。「身近にいたら毎日楽しいだろうなぁ」なんてついつい思ってしまうくらい、なんだか親しみやすいのはやっぱり理人くんの人柄なのだろう。
 私が見た理人くんは根っからサービス精神旺盛で、よく動き、よく走り、いつも観客を楽しませようと一生懸命だった。
 ドリライでもきっと、大好きな謙也くんのカッコよくて、愛すべき姿を存分に見せてくれるだろう。そして、スピードスターの名の通り、きらっきらした笑顔で会場中を駆け回ってくれるに違いない。



★一氏 ユウジ役/杉江 大志(22歳)170cm
「ユウジに出会ってから、約1年がたちました。
 スゴく濃いのに、あっという間な1年でした。
 一年間、ユウジと一緒に沢山の経験をして、ユウジと一緒に沢山成長出来たと思います。
 ユウジに出会えたから今の自分が、そして、これからの自分があると思います。
 本当に感謝しています。」

 大志くんはテニミュで芸能界デビューをした一人。苦笑している顔はしっかりお兄さんなのだけれど、パッと見は22歳に見えない童顔。
 もちろん、辛いこと苦しいこと大変なこともたくさんあるのだろうけれど、私が見る大志くんはいつも前を向いて、すべてにわくわくしているように見えた。キラキラした瞳と大人びた佇まいを矛盾なく兼ね備える人。
 そんな、大志くんは一番大切なことだけをとことんやり抜いてテニミュにのぞんだ。
 大志くんはユウジを演じるにあたって、ダブルスの相方、金色小春が大好き!というユウジの根幹にあたる設定を完全に極めていた。公演中のベンチワークや日替わりでも、春の大運動会のようなアドリブ満載の場所でも、小春役の福島海太くんの動きに常に目を光らせ、持ち前の度胸と柔軟さで息ぴったりのコンビ芸を繰り広げた。
 他の人が動いてもほとんど反応しないけど、小春がちょっとでも動くと速攻ユウジが「浮気か!」って動き始める勢いだからすごい笑
 大志くんの演じるユウジはとっても一途で可愛い男の子。小春とテニスが大好き!というシンプルな気持ちだけを、まっすぐ、全力で表現しているから、つい微笑ましく見てしまう。
 大切な思いだけを素直に抱えている中学生のユウジと、俳優として歩み始めた大志くんは、どことなく被るような気がする。とはいえ、四天宝寺のお兄さんで度胸満点の大志くんのことだから、広いさいたまスーパーアリーナの広いステージでも臆することなく、一氏ユウジとともに弾けてくれるだろう。
 

★金色 小春役/福島 海太(16歳・167cm)
「そして、感謝したい人
 僕が演じた金色小春くんです(^^)
 初めて小春と出会った時は、凄く難しい役だなと思ったのと同時に役者として絶対に糧となる役だとおもいました。
 IQ200の天才でおネェ口調、四天の中でも、笑い担当
 本当に個性的な人で、素敵な人です。」

 釣りが大好きな海太くんは、金太郎役の松岡広大くんと同じく四天宝寺の最年少。ほんわかした空気感の持ち主。
 彼が演じる金色小春という役は、なんでもありの四天宝寺の中でも飛びぬけて自由度の高い飛び道具。公演中のスパイスに、日替わりのオチ担当にと引っ張りだこだった。そんな役回りゆえに、海太くんの出来が、四天宝寺というチームの可能性を大きく広げたように思う。
 小春を演じるのは難しいと言いながらも、海太くんは金色小春の濃すぎるキャラクターをうまくデフォルメして自分の中に落とし込み、攻めの演技でとことん遊び尽くした。
 四天宝寺公演のラストには青学ベンチまで乗り込み、手塚と不二のひざに寝っころがり、ドン引きさせるというハートの強さを見せた海太くん。名実ともに四天宝寺の頼れる切り込み隊長だった。
 そして、パッと見は色物っぽく見えるパフォーマンスの全てが、実は良質なスキルに支えられているところが海太くんの一番の魅力。
 演技も歌も良いけれど、特にダンスはテニミュキャストの中でもトップレベルに食い込むだろう実力者。我流じゃなくてきちんとレッスンしてきたんだろうなぁという感じ。癖がなくきびきびと無駄なく体を動かすので、キレがあって見ていて気持ちがいい。
 連れて行った人に「すっごい踊れる子いるね!あの子すごい」と言われて「どんな子?」と聞くとたいてい海太くんで、やっぱりね、と私はニヤリとする。
 極彩色の金色小春が加わって、よりいっそう素敵な役者になっていくだろう海太くん。
 本公演より自由度の高いドリライで遠慮なく暴れる小春をぜひとも生で観てほしい。面白くて、可愛くて、きっと好きになってしまう。
 


★石田 銀役/山内 圭輔(23歳・182cm)
「始まりがあれば終わりもあるんだね
 テニミュは俺にとっての青春だった
 もう本公演にでることがないんだなって思ったら涙も込み上げてくる
 青春をありがとうございました。」

 般若心経を唱えられるという経歴からして一風変わっている。
 笑顔が温かくて、ニコニコしているとほわっと癒される。公演で金ちゃんを抱き上げるときなんて、おじいちゃんと孫にしか見えないくらい、慈愛に満ちた表情をしていて和んでしまう。
 いっつも優しく温かく、メンバーを見守り、支えた人。そしてなんだかつかみどころがないのが山内くん。でも、マイペースでブレずにどーんと肝が据わっている感じは、銀さんとのもう一つの共通点かもしれない。
 あと、山内くんは、私にとっては石田銀というキャラクターのイメージをガラッと変えた人でもある。銀さんの重みを表現するためのゆっくりしたしゃべり方や、動じないがゆえにリアクションが遅いという演出を逆手にとり、銀さんを間の悪さで笑いとっていく欲しがりの確信犯的ボケキャラにしてしまうなんて荒業、テニミュを観るまで想像もしていなかった。
 しかし、この山内くんの切り口によって、メンバーを優しく見守っている大人びた石田銀だけでなく、一気に“笑い”が命の四天宝寺中に馴染みまくってはっちゃける中学三年生の石田銀が立ち上がってくるのだから、あっぱれとしか言いようがない。
 山内くんは四天公演、全国立海とキャラクターを育て続けた革新者。ドリライでもきっと素敵な銀さんを演じてくれるだろう。あとやっぱり、心洗われるような笑顔は必見!



★千歳 千里/東 啓介(19歳・187cm)
四天宝寺は、最後に加わったチームで、
 他のチームよりは短い時間ではありましたが、
 それ以上に密度濃い時間を過ごしました。
 最初はバラバラだったチームも、
 今では本当に家族のようです。
 皆で笑い、皆で考え、皆でご飯を食べる。
 本当に家族より多くの時間を過ごしていました。
 色々なことがありましたが、いまではとてもいい経験と、思い出になりました。」

 明るい関西弁の飛び交う四天宝寺にときおり混ざる、色っぽい熊本弁。四天宝寺にやってきた転校生の千歳千里は、クレバーで不敵に口角を上げる瞬間がとんでもなくかっこいいキャラクター。
 特技は書道。第一印象は「大人しそうだった」と口々に言われる人見知りなとんちゃん。けれど、今では仲良しになった流司くんとよくはしゃいでいるらしく、流司くんともども四天宝寺楽屋で一番うるさい2人と言われるくらい馴染んだ。可愛い大学生なのだ。
 そんな流司くんは夏のイベントで「とんすけは犬!」発言をしていたのだけれど、本当に血統書付きの大型犬という感じの男の子だったりする。育ちがよさそうで、品があって、身体が大きくて、懐いたら尻尾をぶんぶんふってくれそうな可愛げがある。
 四天宝寺公演ではメンバーの中に混ざりきれない異質な存在だったため、千歳を演じたとんちゃんは日替わりに参加出来ずに残念な思いをしたらしい。その代わり全国立海公演では日替わりで見かける回数がすごく多く、役も四天宝寺に馴染んで楽しそうにしていて、なんだか微笑ましかった。
 とんちゃんもテニミュで本格的にデビューした一人。高身長でくどくなくて綺麗な顔立ち、深く響く声、度胸と全部がそろっている。
 とまあ、立っているだけで色気のある男の子なのだけれど、少し蓋をあけて中身を見ると実はまだまだ年相応に幼くて、無邪気さと可愛さがあふれ出てくる。
狙わずにかっこいいと可愛いを行き来する大型犬なとんちゃん。自分のかっこよさも可愛さも知っているけれど、まだまだ無防備。今しか見れない極上の天然ものであることは間違いない!全力でおすすめ。
 
 

★遠山 金太郎役/松岡 広大(17歳・162cm)
「みんな
 わがままな俺を最後まで四天宝寺にいさせてくれて
 本当にありがとう。
 泣き虫でごめんね。
 でも
 泣いてたのは
 みんなともう立てないからなんだよね」

 高身長ぞろいの他のキャスト陣と比べると小さな身体。
 にもかかわらず、豊かな感情表現と身体のバネを存分に活かしたパワフルな演技で、会場中の視線を集めていた男の子がいた。松岡広大くんだ。
 他のキャストにも、可愛い、弟に欲しいと言われるような、人懐っこい笑顔が魅力的。広大くんがニコニコしているとこっちもついつい微笑んでしまう。
 広大くんはまだ高校生。しかし、舞台を観ている時に年齢を意識することは全くなく、むしろ役者としてのプロ意識の高さに圧倒されることばかりだった。だから、たまにブログで「今日までテストでした」と書いているのを見て、そうかまだ学生か!とハッとすることがしばしばあった。
「練習大好き!」と楽しそうに話す広大くんは、すべてにおいて手を抜かない。
 春の大運動会のオーディコメンタリ―で、横浜アリーナを暴れまわった広大くんが「やれることを全部やってる」と言われていたのだけれど、本当にその通りだなぁと思う。
 納得するまでストイックに追い続け、一切の甘えを見せない。四天宝寺は比較的年齢が若いとはいえ、広大くんにとっては年上ばかり。それでも「もっと公演を、チームを良いものにしたい」とパフォーマンスに関しては臆せずに意見をぶつけた。それが舞台に立つ者の責任だと知っているから。
 そんな広大くんが作り上げた金ちゃんは、広大くんのように可愛さとかっこよさを持ち合わせた男の子。普段の金ちゃんは、ちょっと我儘で無邪気でやんちゃで甘えん坊。なんだかんだ四天宝寺の先輩たちに懐いている可愛い年下。
 しかし、テニスコートに入った途端、闘志を燃やす瞳がギラリと光り、楽しくてたまらないというように不敵な笑みをこぼす。その時の金ちゃんはかっこいい!としか言えない男っぽさがある。
 あと少ししたら、背が伸び、頬の丸みが落ち、顔からも一気に幼さが抜けてくる頃だろうと思う。少年から青年に変わる一歩目を、広大くんはそっと踏み出そうとしている。
 可愛くてカッコよくて、『みんな、ありがとぉ』って泣きながら笑った、今しか見れない広大くんの儚くきらめく眩しさを、もう少しだけこの目で見ていたい。そんな風に思う。



★白石 蔵ノ介役/安西 慎太郎(20歳・170cm)
「この一年間本当に楽しかったです。
 苦しい事なんてありませんでした。
 舞台に立てる喜び。
 そしてお客様に四天宝寺、僕の演じる白石蔵ノ介を観て頂ける幸せ。
 だから毎日ウキウキでした♪
 改めて皆さんに支えられてここまでこれたと再確認しました。」

 白石蔵ノ介は正直設定だけでも生身で演じるのが怖くなるようなキャラクターだ。
 しかし、しんたくんは強かった。人一倍練習をする努力家なしんたくんは、“努力で天才を破る”白石と自分をうまく融合させて自分らしい白石を作り上げた。
 しんたくんの白石は、すごく生々しい感情を持った人だったように思う。二年生から四天宝寺部長を務める完璧主義者で、後輩からも同級生からもテニスにおいては絶対の信頼を寄せられている白石。そんな彼の強さや美しさではなく、弱さや泥臭さを丁寧に演じて浮かび上がらせた。
 揺るがないはずの白石が追い詰められていき、いつも薄く微笑んでいるような涼しい表情の下から、焦り、おそれ、弱さ、もろさ、悔しさ、そういうものがこぼれ落ちる瞬間は、何回観てもグッときてしまう。その時いつも、しんたくんは、表情の作り方やセリフの言い回しなど繊細な演技がすごく素敵な役者さんだなぁと思うのだ。
 四天宝寺の日替わりでは、お笑いをまったく理解できていないマジレス野郎として日々キャラ立ちしていき、その残念っぷりが人気を集めた。
 また、白石を演じるということは同時に四天宝寺をまとめる部長を担うということでもあった。年齢はメンバーのちょうど真ん中、役に入っているときはきっちり部長だけれど素になると途端にふわふわする天然で泣き虫なしんたくん。自分がまとめ役をしなければならないとは分かっていても、どうやってまとめればいいのか不安だったという。
「部長らしいことはなにもやってない」と話すしんたくんだけれど、それは自由さの中からこそ四天宝寺の化学反応が始まると知っているから。全国立海公演の千秋楽で、いつもと同じように飄々とおどけてみせたしんたくんは、やっぱり四天宝寺をのびのびと温かく導いたカッコ良い部長だった。
「自分が本気になったらみんながついてきてくれる」とそう笑ったしんたくんは、変わらぬ努力としなやかな強さを携えて、信頼し合うメンバーと共にドリライのステージに立つ。


★渡邊 オサム役/君沢 ユウキ(29歳・181cm)
「たくさんの声援ありがとう
 その声援が僕の大好きなあいつらを
 大きく魅力的に成長させてくれました
 それをずっとそばで見させてもらってきた
 こんなに恵まれた監督はいません
(中略)
 彼らと共に頭悩ませ長い道のり精一杯走ってこれたこと
 誇りに思っています」

 2ndの四天宝寺公演最大の発明は、間違いなくオサムちゃんだったと思う。テニミュに唯一登場する顧問役。前例のない立ち位置だけに難しかっただろうと想像するのだけれど、君沢さんは明るい笑顔で渡邊オサムという存在をテニミュの歴史に刻んだ。
 君沢さんの功績は大きく2つだと思っている。1つは、四天宝寺のキャストを支えた大人としての役割。2つ目は、公演の重石としての役割。
 テニミュでは、各校の部長や副部長役の子が自然とチームをまとめて、リーダーとしてふるまう傾向があるけれど、四天宝寺は君沢さんがいることで、安西くんの部長としての在り方も他校とは少し違うバランスになったように思う。その結果、全員が同じ目線に立って公演を作り上げるフラットなチーム体制になり、四天のフレッシュさや、わちゃわちゃとした空気感、みんなで面白いものを作りたい!というチームの強さがそのまま舞台に持ち込まれたように思う。
 そんな横のつながりの強固さと柔軟さは、彼らの“四天宝寺らしさ”と確実に地続きにあった。
 後者については、一目瞭然。四天宝寺ははちゃめちゃで愉快な学校なため、笑いを優先すると、全国大会準決勝という物語の重みが欠けてしまいがち。君沢さんはその重みを担った一人。はっちゃけるところではおおいにはっちゃけ、シリアスな場面はきっちり締めてくれた。年若い四天メンバーに足りないものを補って、大人の魅力で会場を圧倒した。
 とまあ、色んな角度からチームと公演を支え、おおいに慕われている君沢さんは、面倒見がよくてまったく壁を作らない人だという。
 四天はなぜかよくみんなで温泉に行くんだけど笑、温泉行きました!って写メにもさらっと君沢さんがいるし、かと思えば君沢さんの家でたこパしたり、手料理をふるまってもらったりと、本当に可愛がっているし、メンバーみんな君沢さんを敬愛して懐いている。すごく温かいひとなのだ。
 年長者の実力を見せつけ、四天の誰よりも大胆に遊び倒してくれるだろう君沢さん。スラリとした高身長にアラサ―の色気、甘いけれど精悍さのにじむ顔立ちと、気付いたら目が離せないこと間違いなし!


★おまけ
 今回もコンビ編を書いてみました。四天は完全に箱推しなので、コンビは少な目です。すみません。前回同様、おすすめコンビと理由を教えていただいたら、追記させていただきますので、よろしくお願いします♪

★佐藤 流司&安西 慎太郎
 この2人はすごーく不思議な空気感。別に表だってべたべたするようなこともなく、取り立てていつも一緒にいるってこともないんだけれど、流司くんがしんたくんを慕っているなってことも、しんたくんが流司くんを信頼してるんだなってことも、緩やかに伝わってくる。
 流司くんは出るときは出て、引く時は引き、まとめ役も裏方もどっちも出来るしっかり者なのだけれど、しんたくんの横にいる時は雰囲気がグッと和らいで見える。挫折しそうな時も励まされ、悩みをうんうんと聞いてくれ、地方公演では芝居について語り合い、慎太郎くんが部長で本当によかった、という流司くん。
 しんたくんはしんたくんで、演技に迷って泣いた時、チームをどうしていけばいいのか悩んだ時、ぽろっと流司くんに打ち明けていたりする。流司くんはしんたくんの弱い部分も見てきたのだろうし、普段はそのシュールなボケっぷりを茶化したりもするけれど、しんたくん演じる白石を見て「かっこいい。しびれます」と衒いなく言うし、しんたくんもしんたくんで「かっこいい」と本気で褒める。
 そんな2人の何とも言い難く優しい関係性は、白石部長と財前の空気にも自然と持ち込まれていて、流司くんの演じる財前は白石を尊敬していて強く出れないという、とっても可愛い後輩に仕上がっている。
 地方公演のどこかで、必ず2人で話す時間を作っていたという流司くんとしんたくん。表に出ていないエピソードもたくさんあるだろうだけど、賢い2人の語らなさもまた魅力。
ここがいい!と簡単に言い切れないけど、異質なようでしっくり馴染み、2人で並ぶと微笑ましい。流司くんの、あるいは財前くんの、無防備で純な部分がそっとしんたくんに、白石部長に預けられる。その一瞬がやけに眩しい。そっと息をのんで見守りたいなと思ってしまう。だいぶ役柄とキャストを混同しているけれど、私にとってはそんなコンビ。


★松岡 広大&小越 勇輝
 というわけで、東西ルーキーズの登場!四天の紹介と書いておきながら、小越くん引っ張りだしてごめんなさい。でも、この2人を書かないわけにはいかないだろうと思う。
 完全に広大くんの愛が重くて、小越くんが若干怖がりつつ始まった2人。最近はその重さにもなれて広大くんにも遠慮がなくなり、ちょっと邪険に扱い始め、不思議とうまく収まりつつあるように見える。とはいえ温度差はすごいことになったままなんだけど。笑
 小越くんと同じく服が好きという広大くんは、公演中もグイグイ迫って買い物に行ったりしていた。微笑ましいなぁとも思いつつ、あの小越くんに果敢に挑む猛禽っぷりにぞくぞくする感じもあり。笑
 ちなみにひと月前のブログでは「楽しく出来たのも うちの旦n、勇輝くんがいてからこそでした ありがとう(。'')☆」と冗談交じりに書いている広大くん。
 それもこれも、東西ルーキーズとして小越くんに並ぼうとガチンコで偉大な座長に向き合い、必死に背中を追ってきたこれまでや、寂しくて「終わりたくない」とこぼしてしまうような充実した日々があったからこそ。
 というわけでドリライは、可愛くも奥深い、東西ルーキーの攻防にも注目してみてください!笑

 
 四天宝寺キャスト編におつきあいいただきまして、ありがとうございました。
 四天キャスト大好きなのですが、全体的にマジメで平和主義者で努力家でどことなくシュールな人の集まりなので、魅力を伝えるのが難しいですね。私の力不足です。
 なので、四天宝寺はほんと明るいんで!パフォーマンス見てください!と強く言っておきます。笑
 繰り返しになりますが、ドリライまだまだ間に合います!ドリライで初めてテニミュを観たという方もかなり多いようですし、とっつきやすい場ではあるのかなぁとも思います。

 ドリライまであとわずかですが、気合が残っていたら立海まで書けたらいいなぁと思います。
 長々とありがとうございました!
 

今からハマるテニミュ2ndシーズン〜青学キャスト編〜

 11月24日のDream Live2014でいよいよ千秋楽を迎える、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン
 さぞかしチケットがとりにくいかと思いきや、関東はさいたまスーパーアリーナ3日間5公演という大胆な規模拡大により、かなり簡単にチケットが手に入る状況です。

 というわけで、今日は最近テニミュ気になるけど今さらだよね~なんて人に向けて、『今からハマる!テニミュ2ndシーズン』をテーマにざっくりと青学7代目キャストの魅力をご紹介したいと思います。
残念ながらトリオまで書ききれなかったのでレギュラー陣だけです。
 ちなみに私は今年の2月の四天宝寺公演からテニミュを観始めた超新米なので、その点後留意ください。
 そして元気があればこのあと四天宝寺立海と続く予定です。


★海堂 薫役/木村 達成(20歳・180cm)
『海堂 薫を木村達成が演じたことをよかったと思ってもらいたい。』
 たつなりは感情に素直でギラギラ熱い。座るときはがばっと足を開いて深く座るタイプ。見た目も中身もがっつり男子。ちょっとガラが悪いけど、ダブルスの相方、乾役の稲垣成弥さんにはめっぽう弱い。いじられるのも好きなのか、無茶ブリされても「えーっ!?なにそれ!?」と言いながら何でもやってくれる。
 私なら1300人の前で「おしんこの物まねして?」「納豆の物まねして?」とか言われたら心が折れるだろうけど、たつなりはくじけない。笑
 たつなりの演じる海堂は、本人と同じく熱くて一生懸命。男の子と青年のちょうど境目にいるたつなりは、海堂のクールな面と負けず嫌いで熱い内面をさらりと見せてくれる。初めてテニミュを観る人にはたいてい「海堂ってあんなに熱かったっけ?あんなにカッコよかったっけ!?」と言われるし、それを聞いて私は勝手にしめしめと思っている。
 ダンスも見ていて気持ちいいし、歌もうまい。特に歌はどんどん声が伸びるようになってきていてこれからが楽しみ。
 あと特筆すべきはスタイル!たつなりは身体がかっこいい!特に足がめちゃくちゃ綺麗。舞台の上のたつなりをぼーっと見ているだけで幸せな気持ちになれる。とか書くとだいぶ気持ち悪いですね!すみません。
 整いすぎず荒削りなたつなりが見れるのもきっと今だけ。板の上にいるたつなりほどド直球でカッコいい男子はなかなかいない。自信を持っておすすめ。


★桃城 武役/石渡 真修(21歳・175cm)
桃城武に出会えて本当に良かった。
 こんな素晴らしい人間はなかなかいるもんじゃない。
 2年間演じるとやはり人間性も桃城によってくるものですね』

 舞台の桃城は豪快で一直線。リョーマにとってもやんちゃな兄貴分。
 全国立海公演の中に「思い出せ!越前!」という、桃城がリョーマとの思い出を歌い上げ、記憶喪失になったリョーマの記憶を取り戻そうとする楽曲がある。
 曲中で桃城がリョーマに悔しさや切なさをぶつけ、俺がお前の記憶を取り戻す!と決意するのだが、その時のましゅーの男気に満ちた歌と演技は私が観たテニミュの中でも飛びぬけて少年漫画らしく熱いシーンだった。
 そんな男っぽい桃城を演じるましゅーだけれど、普段はもっとふわふわ柔らかくて甘いんじゃないかなと思っている。役を離れると喋りがふわっとしてるし。ちなみにブログのタイトルも『ましゅ~まろtime』とすごい可愛い。
 普段はそんなにグイグイくる印象はないけれど、いるとほわっと空気が明るくなる“陽”の人。そこが桃城と重なるなぁなんて思っている。
 私はましゅーのセンスが好き。間がいいし、切り替えすタイミング、言葉選びのセンス、どれも素敵だった。
 たぶん、ましゅーは頭の回転がはやくて、優しい言葉をたくさん知っている人なのだと思う。客席と絡む日替わりで、誰も傷つけずに会場全員をきっちり笑わせてくれたのもましゅーだからこそ。
 ましゅーと桃ちゃん先輩にはきらきら眩しい、青春の光が詰まっている。


★河村 隆役/章平(23歳・184cm)
『最初は芝居の「し」の字も知らない自分が舞台に立ち、お客様の前で河村隆になりきる。
 これでいいのかな?
 いつまでも自分に自信が持てませんでした。
「章平」という自分が自信持てませんでした。
 そんな時は「章平」と「河村隆」がリンクしていたのかなとも思います。』

 見るからにアニキ。そして期待を裏切らずにアニキなのが章平さん。
 章平さんの魅力はシンプル。優しくてたくましい。
 タカさんは優しさと、パワーを両方持っているキャラクターだけれど、章平さんもまさしく。
 決して器用な人ではないだろうけれど、誠実に、心をこめて役に向き合い続けている。タカさんの大一番、四天宝寺公演の死闘を身体を張ってきっちり務めあげ、立海公演では要所要所で公演を支えていた。
 章平さんはいつも落ち着いているというか、一歩引いてチームメンバーを見ているところがある。
 そんな章平さんが見た7代目青学はとてつもなくほのぼの可愛い。
 フィルターになっている章平さんのまなざしがいつも温かいからなのだと思う。
 見ているだけで和んでしまう章平さんだけれど、もう一つお伝えしたいのはやっぱりマッチョだってこと。
 舞台上で胴上げする場面では、比較的小柄で軽いとはいえ、リョーマくんをいとも簡単にお姫様抱っこできてしまう章平さん。
 優しい章平さんが誰よりもマッチョで逞しいなんて出来過ぎている。あのギャップには誰もがきゅんとするに違いない。


★乾 貞治役/稲垣 成弥(24歳・188cm)
『これまでの約2年間本当にありがとう!!
 絶対に乾 貞治の名前は忘れない!!』

 いなせはとにかくつかみどころがない。クールなのか熱いのか、緩いのかきっちりしているのか、全てを使いわけるのでさっぱりわからない。考えていることに対して語る量もそう多くない。いつも煙に巻いたようなトークをする。ただ、最近は愛情深い人だなぁと思うことが多い。
 いなせは押しが強く見えて、人一倍わきまえている人だ。この間のファンクラブ向けトークイベントでも、無茶ブリをしたり茶々を入れたりと全力で盛り上げていたけれど、他のキャストのターンになると絶対に余計な口を挟まず、優しく見守っている。
それでいて、いまいち盛り上がりきらずに終わりかけると、すかさずフォローに入り一笑いさせて美味しくオチをつける。
 自分のことだけで精いっぱいの人ならできないことだ、とその時に思った。
 いなせは観察眼に優れている。いなせの視点でパッとつかんだものが、他の人からすると「そういうことか!」と膝を打ちたくなるような面白い観点だったりする。いなせの乾はなんとなく変態っぽくてコミカル寄りの解釈で、はじめは驚いたのだけれど、いくら振り切ったように見えても乾の枠からはみ出さなかったのはいなせの観察眼あってこそ。
 底知れないけれど温かくて、度量が広く、挑戦的で、物語の新しい見方を教えてくれる。私にとっていなせはそういう人だ。
 あと、特筆すべきは身長。すごーく背が高く、自分でつけたキャッチコピー「股下100cm」も冗談にならない足の長さ。何をやっても様になるのに、お笑いに走り、そのくせ汚れるつもりは一切ない。笑
 さらっと美味しいとこどりをしていくのに、なんだか憎めない。本当にズルい人なのだ。
 それもこれもサービス精神旺盛の彼ならでは。ドリライでも全力で遊び倒してくれるに違いない。


★菊丸 英二役/黒羽 麻璃央(21歳・178cm)
『まだ僕達にはドリライがあります!
 最後のお祭り!
 今から楽しみです!
 もうちょっとだけ菊丸英二を演じさせてください^ ^』

 まりおはとにかく素直!考えたことや思っていることがそのまま表現に出る。
 まりおが寂しいと言ったら寂しいし、楽しいと言ったら楽しいのだ。友達に欲しい。
 あと、青学7代目の誰かとサバイバルすることになるならまりお。まりおとならなんとか生き残れそう。そう思わせるような活力溢れる男の子。
 綺麗で上品な7代目の中では、どっちかというとチャラい顔立ちだけど、根がめちゃくちゃいい子。
 ダブルスの相方、山本一慶さんに感動的なことを言われて「そんなこと言うなよぉ~」と言いながらあっさり泣かされちゃうまりお。プライドはあるし、相当頑なな部分もあるけれど、それでも泣いちゃう。少なくとも私の周りにはなかなかいないよ、そんな素直さばかりを詰め込んだような男の子。
 これまで菊丸というキャラクターを可愛いキャラだと思っていたのだけれど、まりおが演じる菊丸は、むちゃくちゃカッコいい。細いけど体つきが結構しっかりしていて、試合シーンのアクロバットも迫力がある。どこか野性味の残るまりおという男の子を通さなければ、私はまだ菊丸のカッコよさに気付けていなかったに違いない。
 これまで語ってきた私の思うまりおの魅力は、動くまりおを見ればすぐにわかる。素直なところも、カッコいいところも、全部わかる。
 他のキャストと同じく、まだまだ役者としては走りだしたばかり。瑞々しいパフォーマンスをその目で見てほしい。


★不二 周助役/矢田 悠祐(23歳・171cm)
『僕は今まで勝利だとか敗北だとか、卒業だとかそういうことで涙を流したことはほとんどありませんでした。』
 服飾学校に通い「CHOKi CHOKi」モデルという何とも気になる経歴の持ち主。
 特に不二先輩を演じているときは髪型も相まって優しげに見える矢田ちゃんだけれど、その目がとんでもなく男らしく勝気。
 もちろん優雅さや美しさも存分に持っているし、矢田ちゃんがくるりとターンする瞬間は綺麗でいつも見惚れてしまうのだけれど、矢田ちゃんのまなざしが客席に向けられるたびに、やっぱり彼の不二先輩は強くてカッコいいなぁと思うのだ。
 素の矢田ちゃんは、がっつり関西人。手塚役の多和田秀弥くんと同じく大阪出身で、トークは緩いのに甘いとバッサリ切り捨てる。会話のテンポが早く、ツッコミの切れ味が鋭すぎるので、最初は役柄や顔とトークのギャップに驚かされた。
 飄々とした雰囲気の通り、いつも落ち着き払っている矢田ちゃん。けれど、全国立海公演の千縄楽では心を揺さぶられて涙を流した。熱く熱く不二を演じ、不二と一緒に走り続けた矢田ちゃんはとても眩しい。
 あと、矢田ちゃんと言えば尋常ないくらい汗をかく。どんだけ代謝がいいんだ。
 そのくせ、飛び散る汗まで大胆で美しくきらめいてしまうのが矢田悠祐なのだから、どうあがいても勝てるわけがない。


★大石 秀一郎役/山本 一慶(25歳・175cm)
『どーも
 先日ps3が壊れ絶望して魔女化してる一慶です』

私が普段の一慶さんのことを知ったのは、本当につい最近のことなんだけれども、どうやら正しくオタクらしい。きっつい公演中も“皆が思っているより寝てない”と睡眠を削ってゲームをするタイプのオタク。好感度急上昇中です笑
 楽屋が散らかっていると注意したり、忘れ物があると「これ誰の!?」と聞いて回ったり、わちゃわちゃしてると「まあまあ」と仲裁に入ったり、7代目青学の中のお母さんポジを欲しいままにしている一慶さん。まさに大石。
 (おそらく勉強的な意味でも)頭がよくて、語り始めると止まらないので、周りを置いて行ってぽかんとさせることもしばしば。
あと私は、大阪公演の時にUSJに行きたすぎて朝っぱらから「ユニバ行くよ!」ってガンガンドアを叩いて青学メンバーを起こしにまわったってエピソードが好き。何やってるんだ、青学の最年長。
 私は一慶さんの歌が好き。通るし伸びる声だし、ソロパートも危なげなく歌いあげる安定の歌唱力。ダブルスの相方、菊丸役のまりおとのデュエットも綺麗。あと、一慶さんは大石の触覚にも対抗できるほど、綺麗な顔立ちをしている。色気もたっぷり持っている人。
 私は一慶さんに出会ったばかりだけど、知れば知るほど興味深いし、妙に気になるし、ふとした瞬間にハッとするようなときめきをくれる人だと思っている。書いていて思ったけどこの気持ちは限りなく恋に近い。一慶さん恐るべし笑


★手塚 国光役/多和田 秀弥(21歳・185cm)
『青学を日本一にする。
そのことだけを考え、手塚として舞台上に生きてきました。』

 たわちゃんは背が高くすらりとしている。ジャニーズで言うとHey!Say!JUMPの藪くんのようなシルエットなので、そりゃあもう立ってるだけで目をひく。
 ダンスが趣味というストイックぶりを発揮しているため、手足が長くてもモッサリせずに大きくて勢いのあるダンスを見せてくれる。
 手塚部長を演じる時はあまり表情を動かさずきりりとしたメガネ美人だけれど、アンコールになると途端にニコニコし始め、周りのキャストに絡んで空気もぱっと華やかになる。
 トークの切り替えしもうまいし、文章もうまい。毎回違った切り口でクスリと笑える記事を書いてくれるたわちゃんのブログはいつも楽しみだ。どんな人とでも仲良くなれる驚異のコミュ力の持ち主でもあり、隙がないパーフェクトな人。正直羨ましくて仕方ない。
 そんなたわちゃんは驕らない人だ。
 私がたわちゃんならもっとぐうたらとイージーな生き方をするだろうと思うのだけれど、キラキラ光るものを両腕いっぱいに抱えていて、それでもなお初心と周囲への感謝を忘れず、ひたむきに板の上に立つ。
準備は丁寧かつ綿密にしているのだろうけれど、板の上のたわちゃんは心で歌い、演じる人で、そのなりふり構わない熱さがとても魅力的な手塚部長だった。
 ポーカーフェースの下で闘志を燃やし、部長として厳しくも温かく全国優勝に青学を導いたその凛とした背中。そして素のたわちゃんの可愛い笑顔は必見!


越前リョーマ役/小越 勇輝(20歳・168cm)
リョーマは、僕を輝かせてくれた人』
 Prince of Tenimyu.
 3歳から芸能界で仕事をしていた小越くんはこの年にして芸歴が相当長い。
 10代の一番素晴らしい時期をテニミュに捧げ、500公演以上舞台に立ち、2ndシーズンを導き続けた座長。
 今後テニミュが続く限り、小越勇輝の名前が語り継がれるだろうし、伝説になっていくに違いない人。
小越くんが出てきた瞬間にきっと誰もが「あ、リョーマだ」と思う。口調、表情はもちろん、歩く姿、トレードマークのキャップをくいっと直す姿、その全てが越前リョーマなのだ。息を吸うようにするりとキャラクターを演じる。
4年近く越前リョーマを演じ、テニミュ2ndシーズンを背負い続けた小越くんは、揺るがない努力の人だ。
普段の小越くんはぱっと目を引く派手な男の子ではないけれど、整えられた美しさと、うちに秘めた熱がある。
「自信が持てない」だから人一倍練習をする。たゆまぬ努力に支えられ、歌もダンスも演技もトークも、全てにおいて高得点をマークする。安定感と向上心が半端じゃない。どれだけ動いても歌では絶対に音を外さない。次に観た時にはかならず演技が深くなっている。
テニミュに行けばリョーマがいる。このシンプルで深い感動を、一人でも多く、小越勇輝くんの姿で体感して欲しい。



★おまけ
テニミュは一人ひとりも面白いけれど、コンビもまた面白い。独断で何組かピックアップして、このエントリーを終わりたいと思います。
だいぶ偏り気味なうえに漏れてますが、もしもコメントかツイでおすすめコンビと理由を教えて頂きましたら、ここに追記しますのでよろしくお願いします。笑

★山本 一慶&黒羽 麻璃央
一見あざとくみえるけど、普段は別にあざとくもなく、ただ当たり前のようにパートナー。それがまた魅力だったりする。
原作のゴールデンペアさながらに、お互いの得意分野を活かしてすばらしいコンビネーションを見せる2人。
優等生オーラを漂わせ冷静で落ち着いているオタクな一慶さんと、やんちゃで熱くて感情に素直なリア充なまりお。
ゲームで楽しく引きこもる一慶さんと、そんな一慶さんを心配して外に連れ出したいまりお。
本番直前に感動的なことを言ってまりおを泣かせてやろうとする一慶さんと、あっさり泣かされちゃうまりお。そのくせ余裕綽々だったはずなのに、千縄楽でぼろ泣きのまりおを見て一気に涙腺が緩み自分も泣いてしまった一慶さん。
静の一慶さんと動のまりお。
万が一同じ学校、同じクラスにいても絶対違う派閥にいただろう2人。テニミュだからこそ成り立った奇跡的ないけまりコンビはどこをどう切り取ってもぐっとくる。
王道こそ至高!というわけで、万人におすすめできるコンビです。


★稲垣 成弥&木村 達成
2人は並ぶとなんとなく似ているなぁと思う。いつもべったりと距離が近いわけではないけど、悪友のような、兄弟のような、不思議な雰囲気。
海堂が乾に全幅の信頼を寄せて一途に慕っているように、たつなりも成弥さんを信頼して一途に慕っている。全国立海は海堂と同じ気持ちで先輩への熱い気持ちを歌い上げたというのだから、相当だと思う。
 一方、いなせはいつもスマートで、たつなりのように柔らかい部分を表だって見せる人ではない。それでも、ピンチの時に当たり前のように手を差し伸べて、たつなりにいいよいいよと笑う、そんな姿は容易に想像できる。
たつなりは、いつもせーやさんの度量の広さに感謝している、と語る。
感情のままに演技をするたつなりをどーんと受け止める成弥さん。そんな相方の先輩が大好きなたつなりはいつだって可愛い。「達成のことなら何でもわかるよ?」って言っちゃうせーやさんのタラしっぷりに震えながら、2人を見届けたい。私にとっていなたつはそんなコンビ。


★石渡 真修&木村 達成
 ましゅたつは原作の桃城と海堂さながらに、子供のようにしょっちゅう口げんかをしていて、仲が悪いわけではないけれどぶつかっていたというのは本人たちも公言している。
そんな2人は四天宝寺公演で初めてダブルスを組むことになる。
『稽古から長い長い戦いでした。なぜなら、あのましゅーとダブルスを組むのですから……』とたつなりが当時を振り返るくらい、不安いっぱいで始まった2人。それでも衝突した時は冷静に話し合って解決していき、最後には『普通に仲良くなりました』と真修が言うくらいの雪解けが訪れた。
最近の雑誌の座談会では真修から「お前の海堂カッコ良いよ!」発言が飛び出して驚いたばかり。
不仲→和解→ライバル心+初々しいデレ期と順調にステップを踏んでいるましゅたつ。ドリライまで良きライバルとして、仲間として関係性を深めて行くだろう2人をゆっくり見守りたいなぁなんて思う。


★多和田 秀弥&小越 勇輝
実は年の差がほとんどないたわちゃんと小越くん。
座長として、テニミュの先輩として背負うものが多すぎる小越くんを見たたわちゃんは「ゆうきが背負っているものを、少しでも軽くしたい」とよく発言していた。
有言実行、主役校の青学部長としてチームのまとめ役を担ったたわちゃんは、小越くんにとっても素直に甘えられる相手になったのだと思う。
座長の小越くんと、部長のたわちゃん。
原作さながら二本柱となった2人。これ以上は必要ないよね?多くを語らなくてもこんなコンビ、好きに決まってる!


 トリオまで書ききれなかったのが心残りですが、これ以上引き延ばすのもどうかと思うので、そろそろこのエントリーも終わります。
 繰り返しになりますが、ドリライのさいたま公演は今からでも遅くないです。笑
 3連休お時間あればぜひ(*^^*)
 もしも誘われたけど迷ってるなんて方は、騙されたと思って行ってみてください。テニミュはDVDの値段が高いので、思い切って現場行っちゃった方がいいんじゃないかなと。あとは2~3曲聞いてみるのもいいと思います。
 今回のドリライも、テニミュらしく良いところも課題も挑戦も多々あるのだろうと思います。どっちにしろむちゃくちゃ面白い空間だってことは間違いないです。だって、一生会うはずがないマンガのキャラクターが歌い踊っていて、観客は歓声あげてペンライト振れるんだよ?なかなかそんな体験できないでしょ?笑

 私自身、テニミュほど百聞は一見に如かず、ということわざの意味を噛みしめた現場はありません。
 テニミュ2ndシーズン最後のお祭りに、きっとこの記事を読んでくださった方の琴線に触れる面白い人が待っているはず!という願いを込めて、このエントリーを終わりたいと思います。
 
最後までありがとうございました!私は最高に楽しかったです笑
 ちょっとでも興味を持っていただけていたらとっても嬉しいです。

 ドリライが気になったなんて方は公式サイトもどうぞ~!

 <2014/11/21 追記>四天宝寺編書きました! 「今からハマるテニミュ2ndシーズン~四天宝寺キャスト編~」 - 小骨の欠片

社会人になって三ヶ月経って思うこと

お久しぶりです―。
なんやかんやで社会人になって約3か月が経ちました。
土日はこれまでと変わらず現場行ったり、DVD見たりっていう感じのインドアな生活なのですが、それなりに変わったこともあるわけで。

書かないとすぐ忘れちゃうので、今日は最近感じていることとかをざっと残しておこうかなぁと思います。

◎社会人になってみて

 入社する前は頭の回転とか、難しい資格とか、仕事できそうな感じがするスキルをいち早く身に着けることが重要だと思っていました。
 もちろんあるに越したことはないし、やっぱり同じ新人でも、頭が良くて努力家の同期は同じようなことをしても頭一つ抜けていきますし、それが評価にもつながっていくんだろうと感じます。

 が、私のような超凡人の場合、たかだか数か月働いただけでいきなり頭がよくなるわけではないし、いきなり仕事ができるようになるわけもありません。
 じゃあ、平凡な新人がそこそこ無難に生きていくためになにが必要なのかと思うと、なんだかんだ周囲とのコミュニケーションじゃないかと。

 というのも、新人が一人でできることなんて限られているわけで、結局は分からないことやできないことを先輩たちに聞きながら、頼りながら進めていくしかないんですよね。

 そうなってくると、周りの先輩たちと良い関係を作ったり、○○がわからないときは○○さんに聞く!と誰がどんな情報を知っているのかを把握したり、そもそも質問する時や頼る時の言葉選びだったり、タイミング。そういう広義のコミュニケーションがうまくできないと苦しくなります。

 似たような話になりますが、社会人になって一番変わったのは「頼る」ってことに対する考え方だったりします。
 大学生までだと、(相当な勘違いだとしても)ある程度自分でどうにか解決できた問題がほとんどだったなぁと思います。
 そういうこともあって、入社したての頃は、自分でどうにかできなくて人に頼ることが恥ずかしかったり、遠慮があったり、そういう要らないプライドのようなものがありました。
 
 学生時代のように自分で解決できる問題ならともかく、新人が自分だけでどうにかできることなんてほとんどありません。ちっちゃいプライドのせいで、ぎりぎりになって出来ません!って言うよりも、その都度きちんと助けを求める&気持ちよく助けてあげたくなる人になるほうがよっぽどマシです。

 なので、大事なのは「頼る」こととコミュニケーション。 
 ついでに言えば、学生の頃からうまく頼るクセをつけていると有利だと思います。いま振り返ると、不必要なプライドとか遠慮でチャンスを逃していることがあったなぁと思います。
 もしも過去に戻れるなら、自分でどうにか、という考え方を変えてみたいかな。そうしたらまた面白いことがあったのかもしれないなと感じます。
  
 社会人になって三ヶ月。右も左もわからない中、回りまわっていきつく先はやはり人間関係というのは、私にとってはかなり意外な発見でした。残念なことに小学校~大学まで、こっちは好きでも先輩からはあんまり可愛がってもらえないようなキャラクターだったんですが笑、せめて職場では少しでもいい関係を作っていけたらと思います。

◎社会人になって買った良かったもの等

グランズレメディ 50g

グランズレメディ 50g

 一日中パンプス+長時間履いている+思いがけず靴を脱ぐ機会が多い(昼食・夕食問わず)という状況のため、夏になる前に靴のケアグッズはそろえておこうと決めました。
 白い粉を靴に振るという若干あやしい防臭グッズなんですが、効果はてきめんです。
 買う前にいくつか他の方の感想なんかも見たんですが、すでにニオイがついてしまっている靴にはあまり効果がないみたいです。
 ある程度おろしたての頃に使うのがよさそう。

 ちなみに靴のサイズが大きいこともあり、靴はマルイのラクチンきれいシリーズが多いです。一日履いてもあんまり疲れないですし。


 各所で支持を集めていますが、ボールペンはこればっかり買ってます。
 コンビニとかでも結構売ってます。
 さらさらとひっかかりがない書き心地なので、走り書きにも向いています。これで書くと字が少しうまくなった気がするのでおすすめ。


まんがでわかる 7つの習慣

まんがでわかる 7つの習慣

 マンガ版が出たこともあるのかかなり前から話題になってますね。最近のビジネス書ランキングのテッパンって感じです。スケジュールの組み立て等、基礎的かつ今からやっておきたいような内容がさらっとまとまっているので読んで損はなかったです。


さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

 よく就活の自己分析あたりで登場する本ですが、こういう系統の本の中ではかなり納得感が強いと思います。あと、社内で立ち振る舞うにしても、自分の性格的な強みや興味を知ることは必要だなぁと思うことが多いです。
 まあ高いと言えば高いですが、やってみると結構面白いです。


 あとは、小さいサイズ(250mlとか)の水筒もかなり使ってます。
 メインで飲むお茶と別に、コーヒー入れて持っていくことが多いです。

 また数か月したら全く違うことを書いているかもしれないですが笑、入社三か月の現状としてはこんな感じです。
 幸いといいますか周りの人が温かいので、どうにかなっているなぁと思う毎日です。
 

◎最近のおすすめ

劇団四季 ミュージカル『ウィキッド
 今さらすぎる超有名タイトルですが、いよいよ千秋楽も発表されたということなのでおすすめしたいなと思います。
アナと雪の女王』が大ヒット中ですが、『ウィキッド』も同じく対照的な女の子2人のお話です。

 一人目の主人公、エルファバは、生まれたときから全身がなぜか緑色で、親からも周囲からも忌避され遠巻きにされてきました。けれども、エルファバは持ち前の賢さと魔法の才能、そして正義感を胸に、不器用に、毅然と生きています。エルファバが欲したのは、愛情と人気。孤独で誰からも認められることのなかったエルファバは、いつも他人から愛されたいと強く願っていました。

 エルファバは入学した学校で、もう一人の主人公であり、自分と真逆の少女・グリンダと出会います。グリンダはごく普通の少女ですが、とっても愛嬌があって学校一の人気者。世の中を柔軟に生きていく処世術と他人への優しさを持ち合わせています。そんなグリンダがどうしても欲しいと執着したものが2つだけありました。魔法の才能と、転入生のフィエロ(この物語のヒーローにあたる)です。
そんな個性的な2人が自らの心に従って人生を切り開いて行く、とても勇気がもらえるストーリーです。

 この作品をおすすめするうえで欠かせない見どころは、一幕のクライマックスを飾る代表的なナンバー「自由を求めて」。
 この曲、本当に好きなんですよね!正直、最初はこれを聞くために『ウィキッド』観に行ったところがあります。
 原題は『Defying Gravity』。エルファバが自分の信念を貫こうと、オズの国の支配者と戦う決意をし、コンプレックスや家庭環境など、エルファバの心を押し殺してきたとするあらゆる重力に逆らって、自らの持つ力(魔法)によって大空に飛び立っていくシーン。
誰も私を(地に)落とすことはできない、と歌い上げる英語の歌詞のほうが主張はわかりやすいかな。エルファバの思い描く世界を作る道は険しく、敵は多く、状況はより一層厳しく苦しくなっているわけなのですが、高らかに歌い上げるエルファバを見ていると鳥肌が立つような解放感と感動があります。
ちなみに、この曲は『Glee』でカバーされていたりもします。

Full Performance of &quot;Defying Gravity&quot; from &quot;100 ...

 あとは、なんといってもエルファバとグリンダの友情!
 お互いが一目見て絶対に気が合わない!と確信するという、最悪の関係から始まるのですが、ある事件をきっかけにするりと仲良くなっていく感じがすごく女の子っぽい距離の詰め方で大好き。
 あとは、お互いに相手が持っているもの(例えばエルファバはグリンダのお茶目で人気があるところを、グリンダはエルファバの勇気や一人の男性から愛されている姿)を羨ましく、時には妬ましく思いながら「あなたができることは私にできない。でもあなたならできるはず」と誰よりも素直に認め合える、これまた女の子らしい友情関係。ほんとぐっときます。

 エルファバはグリンダに女の子としての魅力と、柔軟さを、グリンダはエルファバから凛とした強さと賢さをそれぞれ得て、それが2人の未来に繋がっていくのです。

 この2人はたとえ一瞬、交わることはできたとしても、2人は2人の性格ゆえに同じ道を選ぶことはできません。鏡合わせのような2人は、人生の岐路に立ったときに、いつも別の道を選び、異なる幸せを手に入れ、その代償として異なる不幸せを手にしていきます。

 どちらが正解/失敗、幸せ/不幸せなんて簡単に言えない2人の物語ですが、そのほろ苦い人生の中だからこそ、2人の友情がきらきらと輝いて見えるのかもしれません。そういう全部をひっくるめて『ウィキッド』の魅力でもあるのかなと思います。

ウィキッド』はここ半年で2回観に行ったんですが、連れて行った人みんなが大満足で帰って来ています。ちなみに私も毎回泣いてます笑
 客層全体で言うと、立地の関係なのか意外なことにサラリーマンの男性が多めです。
 スーツ姿のグループも多ければ、ふらっときているのかな?という方もちらほら。

 たしかに落ち込んでるときとか、悩んでいるとき、自信がないときにすごく励まされるというか、明日から頑張るぞー!って気持ちになれるミュージカルです。笑
 
 席はたしか4000円弱くらいからありますし、双眼鏡を使えば最後列からも価格以上に楽しめます。とはいえ、1万円近い席でも惜しくはないです。物語にどっぷりのめり込めるので。
 四季は比較的席を選べたりするので、せっかくなら少し先の日程でも見やすい席を確保して観ていただけたらなと。

◎その他

・ミュージカルテニスの王子様 全国立海
 先週からいよいよテニミュの全国立海戦が始まりました!
 キャッチーなのはやはり前回の四天宝寺公演かなと思うのですが、フィナーレの重みはものすごいです。
 テニミュはわりと当日券でチケットの確保が容易&チケットが約6000円と比較的安いので、興味がありましたらぜひぜひ。
 週末はたいていTDCホールにいる予定ですので、よかったら声をかけてください。笑


 近況はこんな感じです。
今季はドラマもアニメも当たりが多くて毎日楽しいです。よかった!
久々にブログを書くと戸惑いが半端ないので、こんな感じの普通の記事でリハビリできたらなーなんて思っています。

卒業を目前に控えた4年生の3月、もう一度就職活動を始めた

 実は春から新社会人になるまめかんです。こんにちは。
 タイトル通り、私はこの3月に就職活動のリスタートをしました。
 
 簡単な経緯を説明すると、そこそこ早くから動いていたものの春先に内定は出ず、夏ごろに契約社員で内定をもらい、就活をいったん終了。
 楽しく春休みを満喫していたのですが、もともと正社員&総合職志望だったこともあり、土壇場になって、ちょっと納得いかないなーという気持ちになってもう一度就活をリスタート。
 動き始めてから約2週間で内定をもらい、今度こそ完全に就活を終えました。

 就活に苦戦した人の話って遠慮もあって、そこまで突っ込んで聞けないこともあると思うので、反面教師かつ経験談のようなものを残せたらいいかなと。そんなわけで、数ヶ月ぶりにいたって普通の日記を書いている次第です。

 あとは就活に苦戦すると、本人はもちろん家族をはじめとする周囲もすごく不安になると思うんですよね。本当にどんよりしてしまった時に、大苦戦してもどうにかなる場合もあるよってことも届いたらいいかなと。

卒業間近の3月から就活をするにあたって

・内定先との交渉
 これはマスト。独断で動くなら内定受諾書の内容とかちゃんと見た方がいいかも。
 私の場合はいろいろと融通が利くところだったので、どうにかなったんですけど、普通はこれがかなりネックになるんじゃないかと思う。

・プロの力を借りる
 とにかく時間と情報がないので、その2点をサポートしてもらうために、人材紹介会社の利用を決意。詳しくは後述します。

・ガンガン動きながら考える

・ここで働きたい!と思えないなら別の会社をあたる
 とにかく、数週間後には入社することになるのでそのあたりは念頭に置いたほうがいいと思いました。

・気持ちは強く
 もう一度就活を始めるのはかなり億劫ですし、ここまで苦戦していると、就活自体が一種のトラウマに近い部分もあると思うので、このあたりはなんで就活してるんだろ?という気持ちも含めて整理が必要かなと。


大まかなスケジュール

☆3月初め(3月5日頃~)

・14卒の就職を手助けしてくれそうなサービスを探す
 就活のリスタートを考えつつも、今から14卒として採用してくれる会社がどれくらいあるのかよくわかりませんでした。ぶっちゃけ「もう選択肢とかあんまりないよね・・・?」とも思っていたのでやみくもに応募するのも少しためらいがありました。
 このあたりも含めて、この時期の採用活動全般の知識、あるいはリスタートするうえでの違い等、とにかく情報を知っておきたいなと考えていました。

 ここで行き着いたのが、とある人材紹介会社のサービスです。
 簡単に言えば、企業と学生の間に、人材会社の人が入って自分に合った企業を紹介してもらい、書類選考の手続きや、面接の日程調整等を進めてくれるサービス。もちろんアドバイスももらえる。
 たぶん、転職とかはこういうエージェントが入るケースがほとんどじゃないかなと思うので、そのイメージですね。
 私のようにめんどくさがりだったり、一人でうじうじ考えがちなタイプは、思い切ってこういう紹介型のサービスを使ってみるのもおすすめです。

・紹介会社の担当者と面談
 面談は1時間弱くらい。とにかく率直に話すのが良いと思います。
 これまでの就活の経緯だとか、リスタートする理由、あるいは業界・職種の希望とか、そういうことについて話しながらお互いに内容を整理。面談の中で大体方向性をすり合わせたら、実際に企業をピックアップしてもらいます。
 ピックアップの基準は、私の希望+担当者の方のオススメ案件。
 オススメの理由は、希望業界・職種、または社風、企業規模等多岐にわたっていました。
 驚いたことに、というとあれだけども、私も名前を知っている会社の求人票も普通にあったりもしたので、たぶん想像しているよりも幅は広い。笑
 求人票をもとにざっと説明を受け、ピンとこない企業を除き、10社くらいの書類選考を進めてもらうことに。
 ちなみに、書類選考は志望動機未記入の履歴書を担当者に提出→それを各企業に送って選考するので、企業ごとにエントリーシートを書くことはありませんでした。

☆3月第2週(3月10日~16日)

 いざ就活!となるはずですが、2週目の前半は旅行へ行っていたため就活は一時休止。
 とはいえ、旅行中に書類選考の結果が次々に届き、旅行後のスケジュールがガンガン埋まり始める。
 書類の通過率は7割くらい。旅行から帰ってきた翌日から、面接&説明会ラッシュ。
 毎日1~2社の選考が入るので、結構忙しくなる。

☆3月第3週(3月17日~)

 面接ラッシュのさなか、第一志望の企業から内定をいただく。


3月に採用活動をする企業とは?

 私が受けた範疇で行くと、大体4パターン。

①ガチで人が欲しい
 一般的な採用活動をしていて、秋採用が終わった段階で採用活動をストップしたものの、目標には届かないので採用できるなら採用したい!という企業。

②余裕があるので追加採用してもいいかな?という企業
 次年度(私で言うなら15年卒)と同じ説明会に呼ばれるのもこのタイプ。
 採用目標は達成している(おそらく)ので、採用してもしなくてもいいけど、やる気があってフィーリングが合えば・・・というパターン。実際に3月末に内定を出した前例がある企業も多い。

③通年採用制
 4月から一気に採用活動をするのではなく、紹介会社や大学から声がかかった時に採用活動をしているので、そもそも時期があまり関係ない。

④6月・10月入社を取り入れている企業
 簡単に言えば、海外の大学・大学院を卒業した学生を積極的に受け入れたいと思っている会社。狭き門。


 私のイメージでは①の企業ばかりかなと思っていたけども、どちらかと言えば②~④の方が多い。
 紹介会社の方で「いい学生さんいますよ」とオファーをしてくれて、次年度の採用をするついでに、今年度で面白そうな学生がいれば会ってもいいかな?ってスタンスで選考が進むケースが多かったです。
 なので、3月にリスタートしても、選択肢の幅は思った以上にいろいろある。

 とはいえ、4月入社を目指すのであれば、実際は①か②の企業じゃないと難しいかなとも思う。
 ③や④の場合だと、選考を早めてくれることはあまり期待できない。
 逆に、本気で採用する気がある会社は、選考がむちゃくちゃ早い。
 私が内定をもらった企業も最初の説明会から連日のように面接を受け(5次面接とかまであったから)、一週間以内に内定というスピード感で進みました。

面接で聞かれること

 面接で100%確認されたのは、これまでの就活のことと、内定先あるけどどうするの?ってことでした。

・これまでの就職活動は?(見てきた業界・職種・軸)
・内定が出なかった理由はなんだと思う?
・リスタートを向こうは知ってるの?
・断れるの?
・あえてこの時期にリスクを冒して就活する理由は?
・もしも内定出なかったら4月からどうするの?
・4月までに内定を取るために何をしているの?

 このあたりは、言葉を濁さずにはっきり答えられないと簡単に落ちるかなと。

 あと、私の場合は契約社員から、総合職という風に大きく働き方が違うところを受けていたので、そのあたりの意思確認というか、ホントにやる気あるの?ってことは結構つっこまれました。
 
 当たり前ですけど、内定が欲しくてせっぱつまっているとしても、就活する理由やその企業を受けた理由をポジティブに答えられないとかなりマイナス印象を与えてしまいます。
 逆に言えば「どうしても○○がしたくて、就職活動をしています」ときっちり話せればOK。このあたりは4月頃の就活と同様。

 ちょっと意外かもしれないですが、この段階になると、自己分析や自己PRよりも本気で企業理解をしようとしているか、本気で働くつもりがあるかが重要になるようです。
 逆に言えば、まるっきり受けていない業界にチャレンジして内定をもらうのは難しいかもしれないです。
 というのも、数週間後に入社なので、ほかの内定者のように一年かけて内定者研修を受けているような時間がないわけなんですよ。だからこそ、短い期間でも業界・企業・職種への理解は問われるし、齟齬がないかというのは細かく確認を受けます。また、企業の方でも、理解度の深め方、選考の取り組み方で逆に自己PRの部分の整合性をチェックしているような気がしました。

 

就活のリスタートがどうにかなった理由

①人材紹介会社を間に挟んだ

 そもそも、右も左もわからない中で、数は多くないけども採用活動をしている企業があること、15年卒の方で動くことも考えられるけども既卒になるとやはり厳しい一面もあること等の大まかなな情報が得られる。
 また、面談を経て企業面接の前に自分のアピールポイント・就職活動の振り返り含めて、面接に必要なことを事前に整理できたのも大きい。ここがあいまいなまま進んでしてしまったら、どこにも通らなかったと思います。人材紹介のサービスという性格上、選択肢は限られてしまうが身の丈とイメージに合った会社を紹介してくれるので、どこに行っても相性が良く、効率的に動けた。
 あとは、煩雑なスケジュール調整も間に入ってやってくれるし、日程がかぶって断るときなんかもフォローしてくれるので気分が楽。
 一番大きいのは、やっぱりアドバイスをもらえるところかな。企業理解のヒントや、面接担当の雰囲気なんかを教えてもらえるから心構えができるし、電話で面接対策もしてもらえる。一人だとうじうじ考えてしまいそうなところを、担当者の人がいることで何かと支えてもらいました。
 

②協力的な人事担当がいる会社と巡り合えた

 ここに限っては完全に運だと思います。
 繰り返しになりますが、この時期の就活は、相手先の人事担当者の方がすごく協力的でないと難しい(と思う)。手続きも厄介だし、面接官の日程調整をするのも面倒だし、内定者がすでにいるにも関わらず追加採用するのはどう考えても大変になる。にも関わらず、「頑張ってください」と本気で言ってくださるような方と出会えたのは僥倖でした。
 

③元気があった

 これもかなり大きいかなと。春休みを満喫し終えた状態で臨んだので笑、心情的にも割とポジティブといいますか。表情も明るかったんじゃないかなと思います。


☆最後に

 内定もらえるだろうと思っていた企業の最終で落ちたときは、すごーい落ち込んだりもしたし、それこそ泣いてふて寝した日もたくさんあったし、内定出なかったら将来どうしようって不安な時もありました。
 目の前のことで言うと、4月からお金稼いで生計立てないととか、両親への恩返しとか、いろいろ情けない気持ちになるかもしれないけど、就活を順調に終えられなくても違う道はあるだろうし、就活が不完全燃焼なら私みたいに土壇場(あるいは既卒)で就活をやり直してもいいと思います。
 とはいえ、私はかなり運に恵まれた部分もあるので、土壇場でリスタートするにしても、1月か2月くらいには動き始められるといいかなとも感じます。

 私の周りでも、海外に飛び出す人もいるし、就職留年する人もいるし、大学院に行く人もいるし、資格の勉強を進めている人もいるし、必ずしも就活=すべてではないんじゃないかなと、そのことはこの一年を通じて肌で感じました。

 私も家族にはいろいろと心配をかけてしまったりもしたのですが、振り返ると就活で行き詰ってきた段階で、4月からどうやって生計を立てていくかとか、2~3年後のこととかを具体的に話しあったほうがいいかなと思います。準備が必要なこともいろいろあるので。
 内定が出ないまま夏休みに突入する頃にはそれなりにへこんでいると思うので、将来のことを一緒に考えつつ、たまには美味しいものを食べに連れて行くとか笑、あたたかい味方でいてくれると本当にありがたいかな。
  
 あと、リスタートにあたって、人材会社の方に言われたのは「最後は社会人になる覚悟」だということでした。
 腹をくくる、それが就職活動を納得する形で終えるために必要なことじゃないかなといまさらながら思っています。
また、ここに書いたような気持ちで始めていれば、そんなに苦戦することもなく終わったのかなぁとも感じています。




 ちなみに、最後の最後で、就活をリスタートしよう!と思い始めたきっかけは、2月末~3月にかけてテニミュ四天宝寺公演を観て元気をもらい、岡田准一さん主演の『永遠の0』に励まされたからだし、短い間でもきっちり頑張れたのは家族や友人、紹介会社の方や人事の方に支えてもらったこと、あとは待ちに待ったNEWSのツアーDVDが出たからだと思います。

 結局はまあ、そういうことです。笑

 4月から想定よりもかなり忙しくなりますし、へこむだろうし、悩むだろうし、泣くときもあるだろうけど、大好きなエンタメとキラキラと眩しいアイドルを癒しと力にがんばります。
 これからもへっぽこなまめかんを、どうぞよろしくお願いします。


 あとですね、へこんだときも、やる気を出したいときも、NEWSおおいにおすすめです!笑
 私が最近聞きまくっていた曲も、もっぱらNEWSだったこともあわせてご報告します。

 本体ブログのタイトルでもある「エンドレス・サマー」もですけど、アルバム『NEWS』通常番の「HIGHER GROUND「フルスイング」「CRY」のややくどい流れにとても励まされてました。

 アルバムも良いですが、気合の入っている新作ツアーDVDも発売中なのでぜひぜひー!とどさくさに紛れて猛プッシュしておきます。笑
 (感想は本体の方できちんと書けたらなぁと)


 もしも何かご質問等ありましたら、ツイッターの方でも答えられる範囲で受け付けますのでよろしければ。
 次回からは通常営業に戻ります。